バラク・オバマ大統領は冷静沈着な人物として知られている。 彼は、最も動揺しそうな状況の中でも冷静でいられるようだ。
ワシントン・ポストが入手したオバマの元個人補佐官レジー・ラブ氏の回顧録の原稿によると、2007年の遊説の時、ラブ氏がホテルの部屋で同僚の友人と夜を過ごしていた時に、オバマ氏がうっかり鉢合わせてしまったという。
同紙によると、この「事件」についてラブ氏は次のように振り返っている。
横柄なノックの音と、部屋に入ってきた時の彼の話し声を覚えている。… 彼は猛烈な勢いでやって来た。
「おいレジー、スケジュールの打ち合わせをしよう」――当時上院議員だった彼は、自分の友人がベッドで、喉までカバーを引き上げて恥ずかしがっている様子についに気づいた。
「おっと」、彼は言った。「ごめん」。そして彼は踵を返して急いで出て行った。
「今の誰?」、彼女は顔を真っ赤にして聞いた。
「バラク・オバマ上院議員だ」、私は恥ずかしそうに答えた。
デューク大学でバスケットボールとフットボールの選手だったラブ氏は、こんな「事件」が置きてもどうにかして平然を保ち、オバマ氏が選挙活動で疲れ果てている時には、この事件をネタに彼を元気づけようとすらした。
ラブ氏によると、オバマ氏は「私の大統領選キャンペーンが君の性生活の助けになっているのは、私にとっての慰めだよ」と彼に語ったという。
オバマ大統領に対して、大学では「もっと盛んだった」とラブ氏は反論した。
ラブが2006年から2011年までオバマ氏の個人補佐官を勤めた。2人は極めて親密になり、オバマ氏は彼のことを「リトル・ブラザー」とまで呼んだこともある。ラブ氏はオバマ氏のiPodにJay-Zの曲を入れ、彼に拳をぶつける握手の仕方を教えたことでも高い評価を得ている。
ラブ氏の本は2月3日、アメリカで発売予定。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー