2014年11月にトルコに出国した後に音信不通になっているイスラム教徒の日本人女性(29)について、政府は2月13日、外務省が出国前の女性に2回、イスラム教過激組織ダーイシュ(イスラム国)の支配地域があるシリアに渡航しないように女性に求めたとする答弁書で明らかにした。NHKニュースなどが報じた。
公安当局などによると、女性はフランス人の夫とともに11月上旬に成田空港から出国し、シリアの隣国トルコに入国したとされる。
答弁書は、イスラム国の活動地域内に日本人がいるかどうかについて「現在、所在しているとは承知していない」とした。民主党の大西健介衆院議員の質問主意書に答えた。
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さらに政府は、「ISIL(ダーイッシュの別称)と関係を有するテロ組織が日本国内に存在しているとは承知していない」とした。
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