スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が16日発表した兵器取引に関する報告書によると、中国が兵器輸出国としてドイツを抜いて世界3位になった。1位は米国、2位はロシアだった。
SIPRIによると、2010─14年の中国の兵器輸出量は、05─09年と比べて143%増加した。05─09年は、中国は世界9位の輸出国だった。
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10─14年の中国の輸出取引のうち、68%以上がパキスタン、バングラデシュ、ミャンマーとの取引だった。中国はアフリカの18カ国にも輸出したという。
一方、10─14年の中国の兵器輸入量は、05─09年と比べて42%減少した。[北京 16日 ロイター]
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