「ケツバットガール」と呼ばれるウェブサイトで話題の野球漫画「ドカベン」の銅像が存続のピンチ?--。新潟市中心部にあるこの銅像について、ドカベンの作者で同市出身の漫画家・水島新司さんの事務所が撤去するよう地元商店街に申し入れていることが分かった。NHKニュースなどが3月28日報じた。
撤去の申し入れがあったのは、新潟市中央区古町通5番町にある新潟市出身の漫画家、水島新司さんの代表作「ドカベン」や「あぶさん」など、7つのキャラクターの銅像です。銅像は商店街の振興組合が活性化を目的に平成14年に設置したもので、長年シンボルとして観光客にも親しまれてきました。
市によりますと、キャラクターの著作権の使用料は水島さんの厚意で無償でしたが、ことしに入って、著作権を管理する水島さんの事務所側から、「著作権を見直すに当たり、銅像を撤去してほしい」と、振興組合に申し入れがあったということです。
(ドカベン銅像 水島さん事務所が撤去申し入れ NHKニュース 2015/03/28 07:52)
この申し入れに対して地域からは存続を求める声が出ており、商店街は設置の継続について事務所側と協議したいとしている。
新潟日報によると、事務所は水島さんの息子が運営しており、新潟市関係者は「法律上の撤去義務はないが、水島さん側の意向が変わらないと存続は厳しい」と話しているという。
このドカベンの銅像、女性がこの前でドカベン「山田太郎」のスイングに吹き飛ばされそうなポーズをして写真に収まることが「ケツバットガール」と呼ばれ、ネット上で話題になっている。
Advertisement
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー