町村信孝・前衆院議長が死去 70歳、脳梗塞で

自民党の町村信孝前衆議院議長が、1日午後2時すぎ、東京都内の病院で死去しました。70歳でした。

前衆院議長で、外相や官房長官を歴任した町村信孝氏が6月1日午後、脳梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。70歳だった。NHKニュースなどが報じた。

町村前衆議院議長は、体調不良を訴えて、ことし4月15日に東京都内の病院に検査のため入院し、検査の結果、療養する必要があり、議長の職務を務めるのが難しいとして、4月20日に川端副議長に議長の辞任願を提出しました。

町村前議長は辞任にあたっての記者会見で、「検査をした結果、軽い脳梗塞と診断され、医師から『当面は安静にして検査などが必要だ』と言われた。必要な期間入院し、治療に努めたい。一定の時間がたって、引き続き議員として十分な活動ができればいいと思っている」と述べていました。

町村前衆院議長 死去 NHKニュース 2015/06/01 17:23)

町村氏は元北海道知事・町村金五の次男。旧通産省に勤務したあと、1983年の衆議院選挙で初当選した。北海道5区選出、当選12回。官房長官や外相、文科相などを歴任し、自民党の最大派閥・町村派の会長を務めていた2014年12月に衆院議長に就任した。静岡県出身。東大卒。

安倍晋三首相は1日、町村氏の死去に関し「町村氏の業績、遺徳をしのび、冥福を祈りたい。私も若い議員のときから指導いただいた。本当に急な話で残念でならない」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。

【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

関連記事

2015年に亡くなった著名人

注目記事