エスカレーター「片側空け」はダメ? 鉄道各社が呼びかけ

全国の鉄道事業各社や空港、商業施設などが、7月21日からエスカレーターの片側通行ストップを呼びかける「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを始める。

全国の鉄道事業各社や空港、商業施設などが、7月21日からエスカレーターの片側通行ストップを呼びかける「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを始める。エスカレーターで片側を空ける習慣があることで、利用者が転倒したり、他の利用者にぶつかったりして、危険な事故につながるおそれがあるという。キャンペーンでは、ポスターの掲示や、ポケットティッシュの配布などを行い、利用者に呼びかける。

「片側空け」の習慣はイギリスが起源といわれ、ドイツ、アメリカなど欧米各国では「左側」を開ける都市がほとんどだという

しかし、キャンペーンに参加する日本エレベーター協会によると、エスカレータは踏み段の上に立ち止まって利用するようにつくられているという。同協会は「片側の手すりしかつかめない方、杖などを持っている方、お子様と並んで乗る方、すべての方々が安全に安心して利用できるようお協力をお願い致します」と呼びかけている。

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