2022年の冬季オリンピックの開催都市は北京――。7月31日、国際オリンピック委員会(IOC)の総会がマレーシアのクアラルンプールで行われ、カザフスタンのアルマトイを抑え、北京が開催地に決定した。北京でのオリンピック開催は2008年夏季大会についで2度目。夏と冬の大会を両方開く都市は史上始めてとなる。
北京での開催は、大気汚染と雪不足が懸念されている。特に北京は雪が少なく、人口雪を使われる見込み。
懸念されている大気汚染について、招致委で環境面を担当する宋強氏は「過去2年で北京の大気の質は向上した。22年へ向けてさらに改善できるだろう。自信はある」と不安を打ち消した。
雪不足の指摘に対しては、広報担当者が「今年は5月10日まで雪が降り、約15センチの積雪があった。冬季競技の国際団体からは、選手の安全確保と好成績のために人工雪での調整も必要だと聞いた」と話し、開催への影響を否定した。
(時事ドットコム:不安材料打ち消す北京=大気汚染や雪不足-22年五輪招致 2015/07/28 17:17)
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