ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん(18)が、イギリスの全国中等教育終了統一(GCSE)試験でオールAの優秀な成績を取ったと、デイリー・パキスタン紙が報じた。GCSEとはイングランドとウェールズ、北アイルランドの中等学校の生徒が受験する標準化科目別試験のことで、スコアは受験生の大学進学や職業選択に影響を与える。
マララさんの父ジアウディン・ユスフザイさんは、8月20日に娘の成績が発表されるとすぐにツイートした。
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妻トル・ペカイと私は、6つのA*と4Aを取ったマララのことを誇りに思っています。
A*はアメリカのA⁺と同様の最高レベルで、「F」までの範囲で合格となる。落第点は「U」。
パキスタン出身のマララさんは現在、イギリス・バーミンガムの私立学校に通っている。2012年に母国で武装勢力タリバンの襲撃を受け、バーミンガムの病院に移送されてから、彼女と両親はこの街に住んでいる。数年間にわたって女子教育の積極的な擁護者であるたマララさんは学校から帰宅するためバスに乗っていたところ、複数の男たちがバスに乗り込み、その中の1人が彼女の頭に発砲した。快復した後、マララさんは世界的な女性教育のための非営利団体、マララ基金を設立した。2014年にノーベル平和賞も受賞し、史上最年少のノーベル賞受賞者となった。
ガーディアン紙によると、学業を優先するためマララさんは数百ものインタビューを断ったという。
パキスタンのエクスプレス・トリビューン紙は「マララさんは母国を再び誇りに思わせてくれた」と記した。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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