鬼怒川が合流する利根川河口に、上流から流れてきた大量のごみが漂着している。千葉県銚子市の第一〜三漁港を含めた漂流物は9月11日の夕方時点で約6300立方メートルにのぼり、関係者が撤去に追われているという。毎日新聞などが報じた。
10日に決壊した鬼怒川は、付近で利根川に合流したあと、銚子漁港付近で太平洋に注ぎ込む。NHKニュースによると、10日からごみや流木が川の上流から流れ着き、港内にたまり始めたという。
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銚子港はサンマの水揚げで4年連続日本一を誇る。2015年は4日に水揚げが開始されたばかりだった。
千葉日報によると、漂着ごみを吸い込む可能性があるため船のエンジンを掛けられず、11日は漁業関係者が手作業ですくい上げるなどして撤去したという。今後も漂着は続く可能性があり、関係者は頭を悩ませている。
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