アメリカ・ルイジアナ州にいるポケモンのような姿のピンクイルカ「ピンキー」が話題だ。9月8日にテレビ局「ABC」で紹介されたことがきっかけだ。
ピンキーは、2007年に母イルカと一緒に泳いでいる時に発見された。ピンキーを発見したチャーター船の船長、エリック・ルーさんは「毎年夏になると彼女を見かけるけど、今年もやってきた。元気そうで幸せそうでした」とABCに語った。
何百回もピンキーを目撃しているというルーさんは、ピンキーは「完全にピンク色」だと話す。
「他のイルカの腹のような色です。ただし、ピンキーは全身がピンクなんです」。
ピンクイルカは、ポケモンの「サクラビス」のような姿をしている。
「アマゾンカワイルカは実在することは知っています。しかし、そのイルカは、なんというか…… ブサイクで……」とルーは言葉を濁した。
「ピンキーは頭のてっぺんから尻尾の先まで、なめらかなピンクなんです。しかも、とてもかわいい。みんなピンキーを見るのが大好きです。彼女がここにいるのはとても運がよくてラッキーなことです」。
動物福祉研究所のナオミ・ローズ氏は、ピンキーはアルビノで、運動しているときや暑いときに血管が膨らむことからピンクに見えていると説明している。
「ピンク色は、皮膚の表面を流れる血の色なんです。人間が赤らんだ時のようなものです。普通のバンドウイルカも赤らんだりしますが肌の色は灰色ですから、傍目から見ても、よくわからないのです」と、ローズ氏は述べた。
まあ、ピンキーがそうだったとしても、ピンクドルフィンよりかわいいものは、ピンクドルフィンの赤ちゃんだけだ。彼女は励んでいるのかもしれない。ルー氏はABCにピンキーが交尾をしているのを見たと話した。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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