後脚のない小さな野良猫キャシディは、特製の小さな車椅子で初めて歩き始めた。
子猫にとっての小さな一歩が、障害を持つすべての猫にとって大きな一歩になってほしい。
Bipawd #MiracleKitten Cassidy takes his first steps in his new wheelchair -- totally unassisted. Just amazing. <3This tiny feral kitten lost both back legs when he was born, and somehow managed to survive for nine weeks in the forest. It is a medical miracle that he survived even a day with such severe injuries, let alone nine weeks. His little body had just about given out from starvation and infection by the time we rescued him, but he never gave up! Thanks to the team at Mountain View Veterinary Hospital for giving Cassidy the chance he fought so hard for, and to Andrew at HandicappedPetsCanada.com for making the tiniest wheelchair he's ever made just so Cassidy wouldn't have to wait to feel the wind in his glorious floof.And our heartfelt thanks to those who have donated for Cassidy's medical expenses, sent supplies, made stump covers, shared posts and offered encouragement.... each of you has played a role in this tiny miracle! Watch Cassidy on our livestream, 24/7 at http://tinykittens.comMore about what we do: http://tinykittens.com/programs
Posted by Tinykittens on Saturday, September 26, 2015
キャシディは4カ月前の7月上旬に、野良猫の母親から生まれた。直後に両方の後脚を失ったと考えられている。
「信じられないくらいひどい話ですが、母猫はキャシディを生んだあと、へその緒を取り除こうとして誤って後脚を噛みちぎったとみられます。生き残ったのは奇跡です」と、猫の里親を探すNPO「Tiny Kittens」の設立者シェリー・ロッシュ氏は話す。ロッシュ氏はカナダを拠点に猫の保護活動に携わっている。
キャシディとその家族が住みついていた家の持ち主が、生後9週間目にキャシディを発見するまで、キャシディは屋外で生活していた。
「彼はキャシディがヴェロキラプトル(後脚で立つ恐竜)とは反対に、前足で歩いているところを見つけてメールを送信してきました」とロッシュ氏は言う。
9月初旬にキャシディと兄弟のトッパーは捕獲され、カナダ・ブリティッシュコロンビア州にあるロッシュ氏の自宅でTiny Kittensの本部に連れてこられた。
到着した時、子猫たちはとても痩せていて、体重は1ポンド(約450グラム)しかなかった。深刻な感染症を患って危険な状態にあり、自分で排尿することもできなかった。
生き延びるのが難しいと言われたが、その後子猫たちは日に日に元気を取り戻し、体重は倍になった。「緊急治療をした獣医は、安楽死が必要かもしれないと言っていましたが、今はすっかり回復し、幸せで遊び好きな子猫です。とても元気でやんちゃな子です」とロッシュ氏は言う。車椅子をつけて家の中で他の猫を追いかけたりもする。
車椅子のデザイン・製作を担当したのは、「ハンディキャップ・ペット・カナダ」のオーナーのアンドリュー・フィリップス氏だ。
フィリップス氏によると、キャシディの車椅子は、これまでに作った中で最も小さい。ウサギのための車椅子を作ったことがあるが、それもキャシディのものより少し大きかった。
キャシディの車椅子は、成長して体に合わなくなった後はフィリップス氏に返却され、他の障害を持つ動物に受け継がれる予定だ。
「仕事はとてもやりがいを感じる」とフィリップス氏は話してくれた。