男子プロテニス協会(ATP)は12月15日、公式サイトで、2015年のベストプレーに、世界ランク8位の錦織圭(25)=日清食品=が8月に見せた股抜きショットが選出されたことを発表した。ベストプレーはサイト上で投票を受け付けていたもので、同じく候補に挙がっていたロジャー・フェデラー(34)=スイス=のプレーを上回った。
ベストプレーの場面はこちら。
サンスポは次のように報じた。
ベストプレーとなった錦織の股抜きショットは、8月14日に行われたロジャーズ杯3回戦のゴフィン(ベルギー)戦で見せた。第2セット、ゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームで、15-40とゴフィンのサービスゲームでリードを奪われた錦織だったが、ラリー戦からネット際に出た錦織に対し、ゴフィンはその背後にロブを落とす。これに対し、ダッシュで追いついた錦織はそのボールを股抜きショットでリターン。山なりのボールはネット際に走っていたゴフィンの背後に落ちるスーパーショット。相手の意表をつく妙技で会場の観客から大歓声を浴びていた。
(2015年のベストプレーに錦織の股抜きショット…フェデラーを上回る サンスポ より 2015/12/16 15:37)
錦織のこのプレーは、全投票のうち約54%の票を集めた。
一方、2位となったフェデラーのプレーは、3月にあったBNPパリバ・オープン男子決勝のN・ジョコビッチ(セルビア)戦のものだった。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事