育児休暇から職場復帰する時は大変だ。
子供の預け先の手配や、仕事復帰の準備。これまでずっと一緒だった子供と離れるのも不安だ。
1月26日に2ヶ月間の育児休暇から復帰したFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOの場合、スムーズな職場復帰の秘訣は「着るものに迷わない」ことのようだ。
育休明け、職場復帰初日。何を着ていこう。
いつもグレーのTシャツを着ていると言われるほど、ザッカーバーグ氏は同じ服を着回していることで有名だ(文末スライドショー)。Tシャツについて質問された時、「決断の回数をできるだけ少なくして、無駄をなくしたいと思っています。社会を良くしていくための決断以外は」と答えたそうだ。
ワードローブをシンプルにしている著名人は、ザッカーバーグ氏だけではない。
オバマ大統領はヴァニティー・フェア誌のインタビューで、決断するエネルギーを仕事に傾けるために、グレーかブルーのスーツを着ると答えている。Apple創設者スティーブ・ジョブズ氏は、いつも黒のタートルネックを着ていたことで知られる。女性では、著名な文化評論家で作家のフラン・レボヴィッツが、同じジャケット、カフスをつけたメンズシャツ、ジーンズ、カウボーイブーツ、ゴールドの指輪2つ、べっこうのメガネをいつも身につけていた。
重要度の低い決断に費やす時間を少なくすれば、もっと大切なことに全てのエネルギーを注げる(世の中をよくする、iPhoneを開発するなど)。研究によれば、決断しなければいけない回数が増えるほど、決断能力は落ちてしまう。これは「決断疲れ」と呼ばれている。
ザッカーバーグはダグ・ファニー(アニメのキャラクター)だね
職場復帰する女性も、ザッカーバーグ氏を見習えるかもしれない。多くの場合、女性は産後の体型をカバーしたり、搾乳したりする必要がある。服次第で、搾乳にかかる時間が変わってくるだろう。
私の場合、息子と娘を生んで職場復帰する時、体に合うのがマタニティー服以外何もなかったから、復帰直前に慌てて服を買いにいった。
今考えてみれば、色々な種類の服を買うより、同じ服を色違いで何着か買った方が良かった。そうすれば、子供たちと遊ぶことや、職場復帰の準備にもっとエネルギーを使えただろう。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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