西島秀俊、14年ぶり『ベルリン映画祭』で喝采浴びる「とても幸せな上映」
俳優の西島秀俊、香川照之らが現地時間13日、ドイツ・ベルリンで開催中の『第66回ベルリン国際映画祭』(2月11~21日)で上映されたワールドプレミア後、舞台あいさつに登壇した。ベルリナーレ・スペシャル部門に正式出品された自身の主演作『クリーピー 偽りの隣人』(6月18日公開)の上映後、客席を埋め尽くした1650人の喝采を浴びた西島は「盛り上がりと反応の良さは、これまで感じたことがないほどで、とても幸せな上映でした」と喜びをかみしめた。
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同作は、ある夫婦の日常が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から、深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描くサスペンス・スリラー。奇妙な隣人役を演じる香川がドイツ語で「皆さん、こんばんは。香川照之です。私は映画のキャラクターと同じ性格です」とあいさつすると、西島も「香川さんは、ちょっとクレイジーなところがあります」と乗っかり、会場の笑いを誘った。
2002年にパノラマ部門で出品された『いたいふたり』以来、14年ぶりの出品となる西島は「ベルリン映画祭に呼んでいただいたこと、こんなに素晴らしい劇場で、たくさんの皆さんに観ていただいたことを非常に光栄に思っています」としみじみ。「とても大きな劇場で、入った瞬間に驚きました。観客の皆さんと一緒に映画を観て、とても楽しんで観てくれていると感じました」と手応えをにじませた。
舞台あいさつにはほかに、黒沢清監督、女優の竹内結子も登壇した。
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