女優サラ・ポールソンは、73歳の女優ホランド・テイラーとの交際を、メディアが「非現実的だ」と騒ぎ立てていると語った。
アメリカの人気ドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー:O・J・シンプソン事件」でマリア・クラーク役を熱演する41歳の女優サラ・ポールソンは、ニューヨーク・タイムズ紙の取材で、彼女より32歳年上のホーランド・テイラーとの関係について初めて重い口を開いた。
男女ともに交際経験があるサラは、これまでの取材でセクシュアリティについての明言を避けてきたが、73歳のホランドに出会ったとき「これまでに出会った中で、多分最も美しい女性だと思った」と語った。
「1年と少しの交際の中で、歳の差を問題に感じたことは一度もありません」
「自分よりずっと年上の人といるからこそ、(残された時間を想って)感じる痛みもあります。でも一緒に過ごすことができる時間や、ふたりで育んできたもの、本当に大切なものを大切にできるし、小さな諍いがあっても、ちっぽけなことに思えるのです」
「なんだか、はっきりとした光とぼんやりした光が混ざって、何かを照らし出しているように感じられます。心の痛みとしか言いようがないのですが、それが時間の感覚と価値を研ぎ澄ませ、高めているのです」
さらに、サラは続けた。
「でも、確かなことは、私はどうしようもなく恋をしているということなの。そして、その相手はホランド・テイラーでなければいけないの」
サラは、思春期のころから年上の相手に惹かれていたという。過去には、トニー賞受賞歴のある59歳の女優チェリー・ジョーンズと交際。9歳年上の脚本家トレイシー・レッツと婚約していたこともある。
「私の家庭環境は複雑でしたが、とくに演劇や英語(国語)の先生たちは私の面倒をよく見てくれました。そんな体験を通して、年上の人たちと心通わせるようになったのだと思います」
サラとホランドが、それぞれの取材でセクシュアリティを明かした12月当初、ふたりのニュースは大きな波紋を呼んだ。
アメリカの人気コメディー番組「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」や大ヒット映画「キューティ・ブロンド」で一躍有名になったサラは、ニューヨークラジオ公共局で女性と付き合っていることを明かし、相手のセクシュアリティは明かさなかったが、とても歳が離れていると語っていた。
ふたりのスターがお互いを思い合う温かい言葉と、写真から伝わる仲睦まじい様子は、私たちに愛のかたちを教えてくれているのではないだろうか。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
【関連記事】
▼写真をクリックするとスライドショーが開きます▼
ハフポスト日本版ライフスタイルはTwitterでも情報発信しています。@HPJPLifestyle をフォロー