1991年の宝塚記念(GI)で優勝した競走馬メジロライアンが3月17日、北海道洞爺湖町のレイクヴィラファームで老衰のため死んだ。29歳だった。時事通信などが伝えた。
公益社団法人日本軽種馬協会のデータベースJBISによると、1989年に函館競馬場でデビュー。通算成績は19戦7勝。1990年に皐月賞3着、日本ダービー2着、菊花賞3着、有馬記念2着と実績を重ねたのち、翌91年には横山典弘騎手とのコンビで宝塚記念を制した。
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スポニチアネックスによると、1993年に種牡馬入り。GI5勝のメジロドーベル、天皇賞(春)を制したメジロブライトらを輩出した。種牡馬引退後はレイクヴィラファームにて功労馬として余生を送っていた。
レイクヴィラファームの岩崎義久氏は「現役時代から多くのファンに応援をしていただき、ありがとうございました。種牡馬を引退してから、こちらに移動してからも多くのファンが毎年会いに来てくださりましたので、残念でなりません。応援してくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます」とコメントした。
(メジロライアン死す 29歳 91年宝塚記念V 横山典弘とコンビ ― スポニチ Sponichi Annex 競馬より 2016/3/17 11:15)
レイクヴィラファームでは、19日より献花台を設け、弔問ができるという。
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