3月22日、愛知県瀬戸市の乗馬クラブからシマウマが脱走した。警察が行方を追っている。産経WESTなどが報じた。
このシマウマは愛知県と岐阜県の県境にある「三国ウエスト農場」の乗馬クラブで飼育されていた2歳の雄。体高約1.2メートル、体重約200キロ。
22日午後5時半前、興奮して暴れだし、パドックの柵を鼻で押し上げて岐阜県方面に逃走したという。午後8時半ごろには、付近を自動車で走っていた女性がシマウマを目撃し、Twitterに写真を投稿している。テレビ朝日の取材に「ここで死ぬのかと思いました。襲い掛かってくるのかと思って」と衝撃を語っていた。
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NHKニュースによると、一夜明けた23日午前6時半ごろ、瀬戸市の隣の岐阜県土岐市の住民から「シマウマが国道363号線を東に歩いているのを見た」と警察に通報があり、警察官が見つけて追いかけたところ、シマウマは土岐市妻木町のゴルフ場「名岐国際ゴルフ倶楽部」に逃げ込んだ。
シマウマはゴルフ場のコース内にいて、警察は獣医とともに麻酔が入った吹き矢を放ち捕獲を試みているが、コース内を逃げ回っているため、午前10時現在、捕獲されていないという。テレビ局各社の報道ヘリがゴルフ上空に集まり、逃げ回るシマウマを撮影している。
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【UPDATE】NHKニュースによると、獣医が打った麻酔の吹き矢で動きが鈍くなったまま、シマウマは池に入り、午後0時40分ごろ、警察官らに引き上げられた。心臓マッサージをして手当てをしたが、シマウマは死んだことが確認されたという。(2016/03/23 13:29)
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