北海道新幹線が開業した3月26日、新函館北斗駅(北海道北斗市)に併設された北斗市観光交流センターで人気漫画『北斗の拳』の主人公ケンシロウの銅像が披露された。共同通信などが伝えた。
同じ「北斗」の名が付く市の知名度アップにつなげようと、市民有志が誘致したという。名前が似ているだけで、北斗市と『北斗の拳』はゆかりはない。
銅像は高さ約90センチ、重さは約700キロ。約1メートルの台座に立つケンシロウは、秘孔を突くかのように右手の人さし指を空に掲げ、前を見つめている。
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除幕式に参加した漫画家の原哲夫さんによると、明日への道を切り開くイメージを表現した。原作者の武論尊さんは「人生で一番メモリアルな日。1年後にポツンと立っていたらかわいそうなので、皆さんで盛り上げてほしい」と呼び掛けた。
(北斗の駅、ケンシロウ立つ 知名度アップに市民誘致 - 共同通信 47NEWSより 2016/2016/3/26 11:09)
■『北斗の拳』とは?
コトバンクによると、『北斗の拳』は原哲夫作画、武論尊原作による漫画作品。一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウの戦いを描く。漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で1983年から連載開始。1984年~1987年テレビアニメが放映され、劇場用アニメも多数制作。1995年実写映画が公開された。ケンシロウの名台詞「お前はもう死んでいる」は流行語にもなった。