アメリカ中央情報局(CIA)が訓練でスクールバスを使用した際に、バスに仕掛けた爆発物を回収し忘れていたことが発覚した。訓練は春休み中に実施されたが、このスクールバスは休み明けも爆発物を載せたまま、生徒の送迎をしていた。CNNなどが報じた。
騒動があったのはバージニア州アッシュバーンの高校。AFPによると、CIAは犬による探知訓練のために、爆発物を入れた容器をバスのエンジンルームに設置。この一部が容器から落ち、訓練が終わった後も気付かれずに車内に残されていたものとみられる。バスは3月28日・29日、生徒の送迎に使われた。爆発物は3月30日、車体整備の点検を行っているときに発見された。ラウドン郡の保安官事務所は、爆発物は非常に安定していたため生徒たちに危険はなかったとしている。
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CIAは3月31日に出した声明で「再発防止のために、訓練で使用する物品の確認と管理手順の強化する」などと釈明した。