アメリカのNPO「Together We Rise(TWR)」は、児童養護施設や里親のもとで暮らす子供たちのために、勉強道具や自転車、教育プログラム、奨学金を提供している。また、養子縁組を希望する家族を助ける、ボランティアの育成にも携わっている。
「『Ohana』は家族のこと。家族というのは、置いてきぼりにされないってこと。生後11カ月で児童養護施設に預けられました。それから840日たって、一生一緒にいられる家族ができたよ」
TWRの事務局長ジアーナ・ダーリアさんは、ハフポストUS版の取材に、プロジェクトを始めた理由をこう話した。
「養子縁組に関するニュースはいいことばかりとは言えません。だけど毎日すばらしい出来事も起こっています。そこに光を当てたいんです」
「児童養護施設で暮らす子供は、周りからネガティブな偏見を持たれがちです。だけど彼らは、ただ愛にあふれた家庭が欲しいと願う子供たちです。そして、そんな彼らを守ろうとしてくれている家族がいます。私たちは、子供たちを養子に迎えようとしている、もしくは養子を検討している人たちに、養子は素晴らしいことだと伝えたい」
養子になると決まった日、子供たちは満面の笑顔で「今日、家族ができたよ」と報告している。手にしたパネルには、児童養護施設や里親で過ごした日数が書かれている。
みんな、本当に幸せそうな笑顔だ。
「児童養護施設に395日いました。そして今日(2014年10月10日)、養子になったよ!!」
「児童養護施設に924日いたよ」「そして今日、養子になったんだ!(2014年11月20日)」
「心優しい里親のお家で、401日過ごしました。そして今日、名字が一緒になりました!」
「487日前、里親家族は僕のことを好きになった。今日、名字も一緒になった」
「児童養護施設で、965日過ごしました。そして今日、正式に養子になった」
「765日間、里親のところで過ごしました。そして今日、名字も一緒になりました!」
「884日間、里親の家庭で過ごしたよ。そして今日、家族の一員になったんだ(2012年10月15日)」
「今日、養子になったよ!(2015年12月7日)」
「471日間、児童養護施設で過ごしました。そして2015年11月10日、養子になりました!」
「児童養護施設に739日いて...今日養子になりました!!!」
「児童養護施設に、576日いました。そして今日、養子に迎えられたよ(2015年7月17日)」
「里親のお家で907日過ごしたよ。そして今日、家族になったよ!」
「582日児童養護施設にいて、今日養子に迎えられました!(2015年4月2日)」
「(左上)児童養護施設に735日いたよ」
「(右上)児童養護施設に612日いたよ」
「(下)今日、養子になりました!」
「児童養護施設に2456日いました。そして今日、2015年12月3日、養子に迎えられました」
「939日、里親と一緒に過ごしました。今日、正式に家族になりました!」
「1233日養護施設にいて、2015年3月23日、養子になりました」
「622日児童養護施設にいて、今日養子になったよ」
「私たちは、649日間児童養護施設にいました。そして今日2015年5月7日、養子になりました!」
「児童養護施設で1246日過ごして、今日養子になりました(2016年2月9日)」
「私たち、児童養護施設で848日過ごしました。今日2015年10月9日、養子になったよ」
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
▼関連画像集▼