プロ野球・日本ハムの大谷翔平投手(21)が6月5日、東京ドームで行われた交流戦の巨人3回戦に先発し、プロ野球公式戦の歴代最速となる163キロをマークした。四回にクルーズの4球目に投げ、結果はファウルだった。産経ニュースなどが報じた。
プロ2年目の2014年に10月5日の楽天戦(札幌ドーム)で162キロを4度計測し、08年に巨人のクルーンが出した公式戦最速に並んでいた。
大谷は岩手・花巻東高時代から球速160キロを記録し、14年には7月19日のオールスターゲーム第2戦(甲子園)で162キロをマーク。ことし3月2日に札幌ドームで行われた巨人とのオープン戦、5月15日の西武戦(札幌ドーム)でも162キロを記録した。
(【プロ野球】日本ハム・大谷が公式戦最速を更新、巨人戦四回に163キロをマーク - 産経ニュースより 2016/06/05 16:51)
大谷は試合後、「ファールになったので、あまり手応えがなかった。空振りを取れればもっと良かったですけど」と話した。
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大谷はこの日、「5番投手」での二刀流で出場。打者としては三回に犠牲フライで打点を挙げ、六回にはライト前ヒットを放って、打席に立った試合の連続試合安打を「15」に伸ばした。
試合は日本ハムが巨人を6-2で下した。大谷は完投で4勝目。巨人は連勝が6で止まった。
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