“お騒がせセレブ一家”のカーダシアン家にとって、そして彼らの雑誌の特集にとっても、新たな時代が到来した。
カーダシアン一家の次女、キム・カーダシアンは、5月に雑誌「ヴォーグ」オーストラリア版で、最小限のメイクでポーズを決めた。そして今、妹のクロエは7月号の「ハーパーズ・バザー」誌で驚くほど、落ち着いた佇まいで撮影に乗り込んだ。
カーダシアンは、お気に入りのボディコンや体にぴったりした服は手放して、「最小限のメーキャップ、自然なヌード、ネイル、素足」で撮影に臨んだそうだ。
ZOEY GROSSMAN / HARPER’S BAZAAR
31歳の彼女は、世間の目にさらされる人生について「カーダシアン家の一人であることで、最も嫌いなこと」と語った。また、なぜ最近になってファッション・アイコンとして振舞うようになったのかーーそのつらい真実を語ってくれた。
「ファッション業界、そして一般の人々は、私が(2015年、5カ月で約15キロの)減量に成功したから、さらに私に注目するようになったのだと、絶対にそう思います。撮影のときでさえも、私には服の用意はありませんでした。こういった配慮は、(姉妹の)コートニーやキムにはいつもあったでしょうが、私が(スタイリストの)手に余ったからか、私に合うサイズの服がなかったんです。私はそんなに大きかったわけじゃないのに!」と彼女は言った。
ZOEY GROSSMAN / HARPER’S BAZAAR
カーダシアンは長い間、モニカ・ローズにスタイリングをまかせていた。ローズは、何年にも渡って一家のスタイリングを手がけ、カーダシアンによると、体のサイズにかかわらず、自分を“特別な気持ち”にさせてくれた人だという。
「他の人たちは実際にこう言ったわ。『あなたと一緒に仕事はできない』とね。私が太りすぎていたからよ。いつも私の気持ちは傷ついていました、当然のことですが」
しかし、献身的なクロエ・ファンが言うには、このメディアの女王は、体にぴったりした着こなしで有名になるずっと前から、自然体のおしゃれが魅力的だったそうだ。
約15キロ痩せた今になって「服を着せたい、スタイリングしたい」というスタイリストたちについて聞かれると、「こんな感じね、『くそったれ』」と彼女は語った。「あなたたちのマナーの悪さに、見返りを与えたりなんかしないわ」
さあ、クロエの素敵な写真は、「ハーパース・バザー」でチェックしよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳・編集しました。
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