リオデジャネイロ・オリンピックを現地で応援していた競泳金メダリストの北島康介氏(33)が8月7日、400m個人メドレーで金メダルの萩野公介と、銅メダルの瀬戸大也の両選手への祝福メッセージを、Instagramに投稿した。
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アテネ(2004年)、北京(2008年)で金メダルに輝いた北島氏は、2000年シドニー大会からの5大会連続出場を目指してリオ出場を目指していたが、2016年4月に現役引退を表明。萩野選手は北島氏を長年指導してきた平井伯昌コーチ(53)の指導を受けており、弟弟子に当たる。
日本人が同時に表彰台に立つのは、1956年メルボルン大会の男子200m平泳ぎ以来、60年ぶりの快挙。北島氏は表彰式後に2人を訪ね、3人で抱き合いながら「こんなこと見られるとは思ってなかった。うれしいよ」と祝福した。
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NHKニュースによると、北島氏は萩野選手のレースをこう評した。
予選を泳いだ時点で、“勝てる”と手応えを感じていたように見えた。相手がどうこうではなく、自分のレースに徹したことが優勝につながったと思う。4年前のロンドン大会で銅メダルを取ってから、苦しい時期もあったと思う。金メダルを見据えて取れた金メダルなので、彼自身がいちばんうれしいと思う
また、瀬戸選手について「初のオリンピックでメダルを取ったことは、4年後の東京オリンピックにつながる。上に萩野選手がいる以上、さらに頑張ると思う」と、4年後のさらなる活躍に期待を寄せた。
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