マイケル・ムーア「ドナルド・トランプに投票するのは合法テロだ」

「11月8日、合法的にテロができるのはこの日しかない」

2013年3月23日、市民団体「ムーブオン・オルグ(MoveOn.org)」がニューヨーク市内SVAシアターで開催した銃規制に関する映画試写・パネルディスカッションに参加するマイケル・ムーア。

人々は今年、なぜヒラリー・クリントンがよい大統領になれるのかという話を差し置いて、なぜドナルド・トランプが大統領にふさわしくないのかという議論に時間を費やしすぎた――ローリング・ストーン誌のインタビューで、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアはそう語っていた。「政治家たちは恐怖によって国民を操っている。トランプ降ろしで多くの人間がやっているようなことだ。これは決していいやり方ではない」

しかしその後すぐに、ムーアは自分もこの戦いに加わらなければという気持ちが抑えられなくなった。彼は11月8日の大統領選投票日に、「トランプに投票するのは、合法的テロも同然だ」と語った。

「彼ら(トランプ支持者)には、11月8日に自分たちが合法テロリストとして行動することがどれほどのダメージを生むかを考えてほしい」と、ムーアは言った。

この発言について尋ねられたムーアは、トランプに投票する人々はみな、危険人物の手助けをしているという自覚があるはずだと説明した。

「みんなに11月8日に投票する法的権利がある」とムーアは言った。「必ずしも彼を支持していなくても、彼のことがそんなに好きでなくても、精神的に少しおかしいんだと分かっていても、トランプに投票する人はいるだろう。彼が社会のシステムをめちゃくちゃにすることを知っているからだ。

自分から職を奪い、住む家を取り上げたシステムをね。そんな社会のシステムをぶち壊して、世の中に仕返ししてやりたいと思うなら、それが合法的にできるのはこの日しかない。『俺がそれをやってやる』と、トランプは人々に語ってきた。アウトサイダーの奴が、街に乗り込んで古いシステムを吹き飛ばすつもりでいる。

そして投票者である皆さんは、その大爆発に一役買うことができる。本心ではただ安全なところからすべてが吹き飛ぶのを眺めたいだけの人々が、トランプに大量の票をもたらすだろう」

今月、ムーアは一切の告知をせずにドキュメンタリー作品「トランプ・ランド」を発表した。タイトルとは裏腹に、トランプよりもむしろ自身のクリントン支持に焦点を当てた作品となっている。

一方トランプについて、ムーアは彼を恐れているだけでなく、心配してもいる。

「彼は健常者とはいえない。助けを必要としている」と、ムーアは語った。「あなたが心ある善良な人間なら、彼が救われることを願うだろう」

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ハフポストUS版編注:ドナルド・トランプ氏は世界に16億人いるイスラム教徒をアメリカから締め出すと繰り返し発言してきた嘘ばかりつき極度に外国人を嫌い人種差別主義者ミソジニスト(女性蔑視の人たち)、バーサー(オバマ大統領の出生地はアメリカではないと主張する人たち)として知られる人物である。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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