エビ中・松野莉奈さん急死「送る会」を2月25日に開催

松野さんは「ももいろクローバーZ」の妹分に当たる「私立恵比寿中学(エビ中)」に、2010年から加入。モデルとしても活躍していた。
時事通信社

人気アイドルグループ「私立恵比寿中学(エビ中)」のメンバーで、2月8日に急死した松野莉奈さん(18)を「送る会」が2月25日に行われることが決まった。所属事務所のスターダストプロモーションが発表した。

公式サイトによると、もともと2月25日はファンクラブ会員限定のイベントが予定されていたが、急死を受けて中止に。代わりにパシフィコ横浜国立大ホール(横浜市)で、会員以外も参加ができる、松野さんを「送る会」が行われることになった。時間など詳細についてはまだ検討中としている。

また、18日に予定されていた、台湾でのワンマンライブなども中止となった。

私立恵比寿中学(エビ中)は、学校をモチーフに「永遠に中学生」というコンセプトで結成された。ライブは「学芸会」、脱退は「卒業」との名前で呼んでいた。

所属事務所は10日、松野さんの死因が「致死性不整脈の疑い」であると発表した。同日、正式に医師から診断書が提示されたという。

致死性不整脈は、意識消失や突然死を招く症状。所属事務所によると、これまで松野さんが持病などを抱えていたということはなく、健康に活動を続けていたという。

ネット上では、死亡の発表直後から、死因について「ウイルス性急性脳症」や「インフルエンザ脳症」という情報が出回っていた。

松野さんは2月7日のイベントを体調不良で欠席。その後、東京都内の自宅で療養していたが容体が急変し、8日午前5時ごろ、両親が119番通報して救急搬送されていた。

■長身を生かしてモデルとしても活躍

松野さんは1998年、東京都生まれ。モデルプレスによると、小学1年生のときにスカウトされ、芸能活動を始めた。「ももいろクローバーZ」の妹分に当たる「私立恵比寿中学(エビ中)」に、2010年から加入した。

りななんの愛称で知られ、徳間書店の女性ファッション誌「LARME」のモデルとしても活躍していた。約170cmと長身で「見た目は大人、中身は子供」が、エビ中でのキャッチフレーズだったという。

■関連スライドショー(2016年に亡くなった著名人)

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