Instagramアカウント「pardonthyfrench」は、がんで脚を1本失ったフレンチブルドッグ、ベサニー(Bethanee)ちゃんの日常を伝えている。ベサニーちゃんがたくましく生きる姿に「勇気が出る」といったコメントが多数寄せられ、アカウントが開設されてから半年足らずで、フォロワー数は2万9000人になった。
公式サイトによると、ベサニーちゃんは捨てられて道を彷徨っているところをアメリカ北西部のエリアで活動する保護団体パシフィックノースウェスト・ブルドッグ・レスキュー(Pacific NW Bulldog Rescue)の職員に保護された。保護施設で診察を受けさせたところ、ガンを患っていることが判明したという。
保護団体はFacebookアカウント上で、ベサニーちゃんの飼い主と手術費の寄付を募った。現在の飼い主・リンジーさんは、その投稿を見て名乗りを上げた女性だ。リンジーさんはベサニーちゃんの写真を見た瞬間に心を打たれ、実際に面会をしたあとは、「彼女を飼うためなら何でもする」と思ったという。
リンジーという飼い主が見つかり、ベサニーちゃんは手術を受け、ガンが発見された左後ろ足を失った。その後、手術によってガンから回復したベサニーちゃんは、3本足で元気に走り回るほど元気になった。
ダッシュし、階段を元気に駆け上がるベサニーちゃん!
リンジーはベサニーちゃんを「プリンセス」と呼び、かわいらしい服を着たベサニーちゃんの写真を日々Instagramに投稿している。
「ベサニーはわたしに大きな喜びや勇気をもたらしてくれた。この気持ちを誰かにシェアしないなんて、もったいないと思ったんです」
飼い主のリンジーとベサニーちゃん。
バレリーナのようなチュチュを着用。モデル犬のよう。
リンジーによると、「ベサニー」という名前はサメに襲われて片腕を失いながらもサーファーとして活躍するベサニー・ハミルトンに由来しているという。ハミルトンのように、足を失っても力強く生きてほしいという願いからこの名前をつけた。
見ているだけで勇気が出てくるような、たくましくて、とてもキュートなベサニーちゃんの写真をいくつか紹介する。
落ち葉とベサニーちゃん。
ニット帽をかぶったベサニーちゃん。
ソファでくつろぐベサニーちゃん。
ベサニーちゃんはいつもおしゃれ。
草原を元気に走り回る。
幸せそうに眠るベサニーちゃん。