デルタ航空には、ユナイテッド航空のような「レギンス着用禁止」はない。
ユナイテッド航空が3月26日にレギンスを着用していた2人の少女の搭乗を拒否した翌日、競合のデルタ航空の公式アカウントが、Twitterでユナイテッド航空を攻撃した。
デルタ航空の空の旅は快適ですよ(もちろんレギンス着用可)
Twitterのユーザーたちが、この皮肉たっぷりのデルタ航空のツイートを放ってはおかなかった。
使ったことないけど、次はデルタだな
やっちまえ、デルタ!
やるねぇ!
3月26日、ユナイテッド航空は、3人の少女(うち1人は10歳だと言われている)に、レギンスをはき替ええなければ搭乗を許可しないと警告した。銃規制活動に関わるシャノン・ワッツさんがこの一部始終をTwitter上にあげた。多くの人、セレブリティたち(パトリシア・アークエットもその1人だ)なども議論に加わり、この少女たちがレギンスを着用する自由を擁護した。
この3人は「パスライダーズ」というユナイテッド航空の職員の親族や扶養家族として搭乗する特典利用者で、ユナイテッド側は少女たちに着替えるように求めたのは、特典を利用するためのドレスコードがあるためだったと釈明した。
「この特典を利用する従業員や‘パスライダーズ’は、ユナイテッド航空を代表しているとみなし、ドレスコードに従うようお願いしています。今朝の搭乗客は‘パスライダー’で、ドレスコードに従っていませんでした」と、ユナイテッド航空は、自身のアカウントでこのようにツイートした。同社はその後、パス利用者と通常の搭乗客の服装規定の違いを明確にした声明を出した。
「この特典を利用する場合、すべての職員とパス利用者は、ユナイテッド航空を代表しているものとみなされます。そして他社の多くがそうであるように、我が社にも職員とパス利用者に守ってもらう服装規定があります」、声明にはこのように書かれている。「通常のお客様へ、レギンスを着用されていてもユナイテッドはお客様を歓迎いたします」
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
画像集「飛行機の窓から見た風景」
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