8月生産分をもって全国販売を中止し、販売地域を西日本に限定することが決まった明治の老舗スナック菓子「カール」。ネット上では悲しみの声が広がっているが、5月26日午後の菅義偉官房長官の定例会見でもこの"カール問題"が話題になった。
会見では加計学園をめぐる質問などが続いていたが、後半にフリーランスの記者が突如「カールロスについてどう思うか」と質問。カールを「国民的なおやつ」と称し、ネット上で販売中止を惜しむ熱烈なファンの声が広がっており、「菅長官は召し上がったことがあるか。お好きか」と尋ねた。
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この質問に対し、菅氏は困惑した様子で笑顔を見せたが、「私、食べたことないんじゃないかなと思います」と素っ気なく回答した。
カールは、1968年の発売以来親しまれたロングセラー菓子だが、9月以降は関西地域(滋賀・京都・奈良・和歌山)以西の西日本地域のみでの販売に限定される。
明治広報部の担当者によると、ポテト系スナックの優位が続いたことで販売が低迷し、一時は全面的中止も考えたというが、「なんとか残せないか」と社内で検討した結果この決定に至ったという。
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さらに、同社は「カール」ブランドの商品を整理し、「カールチーズあじ」「カールうすあじ」の2種類のみを残し、それ以外の「カールカレーあじ」「大人の贅沢カール」「小つぶカール」は販売終了すると発表している。
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