有効求人倍率が、バブル期を超えた。
厚生労働省が5月30日に発表した2017年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.48倍となり、3月から0.03ポイント上昇した。バブル期で1番高水準だった1990年7月の1.46倍を上回る数字だった。
正社員だけを見ると、0.97倍で、こちらも3月の0.94倍から上昇した。2004年11月にデータをとり始めてから、最高値となった。
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■業種別で増えたのは…
新規の求人数を業種別に見ると、2016年4月と比べ、増加率は運輸業・郵便業が8.3%と最も多く、製造業の7.9%、建設業の6.9%が続いた。
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