プロ野球・千葉ロッテマリーンズの新キャラクター「謎の魚」が、風貌や振る舞いなどがシュールすぎると話題になっている。
「謎の魚」は名前がなく、アンコウのような魚に足の生えたキャラクター。スポーツ報知によると、5月28日のオリックス戦で、「第2形態」としての姿で初登場。その奇抜な風貌や華麗にジャンプする姿などが反響を呼び、ファンやネット上などでじわじわと人気を集めていた。
6月11日のヤクルトスワローズとの交流戦では、「第3形態」を披露。魚の口から飛び出した骨の姿となり、会場をどよめかせた。
そんな謎多きキャラクター「謎の魚」の姿は、ロッテの公式Twitterなどでたびたび投稿されている。登場から進化の過程を写真や動画で振り返ってみよう。
初登場の目前に控えた5月25日、完全な魚の姿の「第1形態」がスクリーン上に現れる。
その3日後、魚から足の生えた「第2形態」の姿をお披露目。
交流戦でヤクルトに15点の大量失点で惨敗、放心状態に。
連敗を喫して、寂しさが背中に漂う。
初登場以降、チームが初めて勝利。余韻に浸っている。
そのまま故郷の海に帰っていった。
海から戻ってきたが、敗戦のショックに打ちひしがれる。
対戦チームのキャラクターを邪魔しようと試みる。
勝利。驚異の身体能力を披露。
連勝でテンション爆上げ
満を辞して、「第3形態」への進化を宣言。
口からなんか飛び出した。衝撃的な映像。至近距離で見ると、かなり怖い。
Twitter上では、「謎の魚」に対して数多くの反響が寄せられ、「難しいキャラを選んだな」「身体能力はんぱない」「予想の斜め上いっている」といった声があがった。テレビ番組でも紹介された。
人気は海を超え、アメリカのメジャーリーグ(MLB)の公式サイトでも取り上げられた。「新しい魚のマスコットを観察しよう」との見出しで、「足が生えた状態では、フィールド上を天使(angel)のように舞う」などと、アンコウ(anglerfish)にかけて紹介。球場を走り回る動画などを添えている。
「第3形態」が披露されると、続報記事も掲載された。シュールな骨の姿に対して、「魚の死骸?新しいマスコット?舌?それとも骨?一体なんなんだ」と戸惑いを隠さなかった。約束どおり、ちゃんと観察していたようだ。
国内外で大きな注目を集めている「謎の魚」。スポニチによると、12日午前、「疲れました。昨日は反響の大きさにビックリ玉手箱でした。目立ち過ぎて街も歩けなくなりました。当分は静かにします」とのコメントを残し、海に帰ったようだ。次の登場は6月末だということだが、どんな姿で現れるのか、目が離せない。
千葉ロッテマリーンズは6月12日、ハフポスト日本版の取材に対し、「ZOZOマリンスタジアムでのホームゲームが6月30日の北海道日本ハム戦までございませんので、それまでお休みをすることになります。現時点では新しい展開、動きは予定していません」とコメントした。
■関連画像集「千葉ロッテマリーンズ 2014年交流戦ポスター」
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