台風3号、九州を通過して四国上陸 いつ関東接近?

九州を通過した台風3号は7月4日正午すぎ、愛媛県宇和島市付近に再上陸した。

九州を通過した台風3号は7月4日正午すぎ、愛媛県宇和島市付近に再上陸した。NHKニュースなどが報じた。

台風3号は午前8時ごろ、長崎市付近に上陸して九州を通過。正午すぎ、四国の愛媛県宇和島市付近に再び上陸した。時速55キロで東北東へ進んでいるという。

7月4日正午現在の台風3号の進路予想(気象庁の公式サイトより)

毎日新聞によると九州では一時、熊本県と長崎県あわせておよそ6万8500世帯で停電した。福岡市立の全小中学校など九州各県で休校が相次いだ。九州新幹線は一時、全線で運転を見合わせた。

■関東接近はいつごろ?

気象庁によると4日正午現在、台風3号の中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルだ。中心の南東側190キロと北西側150キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。

日テレニュースによると、台風3号は4日夕方にかけて四国や紀伊半島を進み、夜には東海地方、深夜には関東南岸を通過する見通しだ。

台風3号についてウェザーニュースでは、コンパクトな台風で近づくと急速に雨風が強まる特徴があると警戒を呼びかけている。

5日の昼までの降雨量はそれぞれ多い地域で、四国で250ミリ、近畿で200ミリ、伊豆諸島で150ミリ、東海で120ミリ、九州北部と中国地方で100ミリなどと予想されている

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