渡辺謙、妻・南果歩と関係修復「時間をかけていきたい」 【会見一問一答・前半】
俳優の渡辺謙(57)が15日、都内で記者会見を行い、3月末に『週刊文春』で21歳年下のジュエリーデザイナーとの不倫が報じられた件を認めて「私の軽率な行動が応援してくださった皆様に多大な心配、ご迷惑をおかけしました」と謝罪した。登場するなり無数のフラッシュを浴びた渡辺は、約30分の会見で妻の南果歩(53)との今後の夫婦関係についてなどを話した。
冒頭、頭を下げた渡辺は「本来でしたら記事がでてすぐにもでも皆さまの前でお話しをするべきだったかもしれないけれど、まず僕自身がきちんと事態を把握すること、そして冷静な時間が必要でした。そのときにオファーを受けていた仕事が今後どうなっていくのか話をさせていただくなかで、お時間をいただくことになってしまいました」と、報道から時間が経ってから会見を開いた理由を説明。「何よりも妻に苦しい、悲しい思いをさせてしまったので、きちんと謝罪をして、時間をかけながら軌道修正をしているところ」とした。
下記は主な一問一答。
――女性とはいつ頃知り合って、どういう付き合いをしていた?
僕が大阪で舞台をやっていたとき、知り合いが観に来てくれて、そのときに一緒に食事をした。先方は一般の方なので、プライベートな答えはこの場では控えさせていただきたい。
――付き合いは3年ほどと報じられましたが?
これも詳しくお話しするということではないけれど、ずっと続いていたというわけではない。僕のなかの決断がつかず続いてしまった。
――報道後に相手の女性と話し合いは?
もちろん先方にもご迷惑をかけてしまったので、きちんと話をして関係は解消しました。
――その女性とお付き合いがあったという認識でいいですか? 今は別れたのですか?
はい。(別れたのは報道後?)そうです。(女性は了解した?)そういうことになります。僕が俳優として生きていくことを第一に思ってくださった。
――奥様とはどんな話を?
最初はすごくショックが大きかったので、どうしていくかということに関しては時間がかかった。時間が経って落ち着いてきたときに、「こんなことであなたが積み重ねてきたものが消えるわけではないから、頑張ってね」と言ってくれました。
――今の夫婦仲は?
これは僕のほうでどうこう言える立場ではない。時間をかけていきたい。(自宅に戻っている?)すぐには戻れないでしょう。冷静になる時間も必要だった。以前から仕事の準備で一人で山小屋に行ったりすることはあった。ただ、連絡は取り合っていますし、彼女は時間があけば訪ねてきたり、必要な荷物を届けてくれたりした。叩き出されたというわけではなく、普通に送ってくれた。
――奥様と十分に話し合いができた?
いや、まだまだ時間がかかると思っている。彼女も仕事が始まったので、時間を見て話をしていきたい。
――その恋が本気だったのか、それとも一時期楽しい思いができたのが楽しかった?
わかりませんね。(好きだった?)嫌いじゃないっていうことは…そうはならないと思うので。そのことに関しても自分が一生背負っていかないといけないと思っていますので。
――相手の女性は結婚できると思っていたところはない?
(きっぱりと)ないですね。というかそういう話もありません。その辺はどう思っていたのかっていうのはありますけど、僕の方ではまだそこまでのことはわかっていません。
――金銭的な解決?
ないです、ありません。(ティファニーの指輪をプレゼントしたと報じられたが?)僕の中では、そういうことではないプレゼント。クリスマスとかそういうことで…。その辺に関しては僕の方ではお答えしづらいです。
――夫婦として続けていく?
僕が今言える立場ではないと思っている。これからも支えていきたいと思っていますし、軌道修正していきたい。(離婚の話はでていない?)そうですね、現在では。
――奥様の印象に残っている言葉は?
先ほど話しましたけど「今までやってきたことは、こういうことでは消えないから頑張ってね」という言葉はありがたかったですね。まだそこまでいっていないというか…そんなにチャンチャンってならないと思うんですね。(妻は怒っている?)それはないと思います。それよりもこれからどうやっていくのかっていうことなので。(今後はどうなる?)それはやっぱり2人で続けていくか決めていくことではないでしょうか。きちんと割り切れることではないですので、その辺は時間がかかることかなと思っています。
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