東京・渋谷の代々木公園に10月、認定こども園が誕生する。
その名も「まちのこども園 代々木公園」。東京大学と「保育の質」の共同研究する拠点となり、国際的に幼児教育・保育を研究するセンターも付属されるという。
同園を運営するのは「まちの保育園 小竹向原」など5園の保育園や認定こども園を運営するナチュラルスマイルジャパン株式会社。「まちが、保育園になる」「保育園が、まちの頼れる存在になる」を掲げ、イタリアのレッジョ・エミリア教育を参考にしてオリジナルの保育を実践する。
9月30日に行われた内覧会では、同社代表取締役の松本理寿輝さんは「まちの保育園は、まちぐるみの保育をしていく」「若い世代のネットワークを育み、地域をつなぐ」などと抱負を語った。
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同園には、土間をイメージし地域に開かれたコミュニティスペースがある。設計を手掛けたブルースタジオの大島芳彦ディレクターは、「代々木公園には、国籍、人種、世代、様々な人が歩いている。グローバルで世界とつながる場所。すごく広がりがある。心の実家になればいい」とコメントした。
園内には自然光が降り注ぐ。「ひとつ屋根の下」のコンセプトで、床材は無垢のヒノキ。2階のランチスルームからは、代々木公園の緑や明治神宮の森が見渡せる。内覧会には多くの人が訪れていた。園内の様子を、写真で紹介しよう。
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