スタートアップが集う祭典「TechCrunch Tokyo 2017」(TC Tokyo)が、11月16日から2日間にわたって東京・渋谷で開催された。ベンチャー企業が売り出し中のサービスをプレゼンテーションで競い、優勝を争う「スタートアップバトル」のファイナルラウンド(決勝)が17日あり、ホテル経営者向けの経営分析ツール「ホテル番付」を開発した、株式会社空が優勝した。
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「スタートアップバトル」には113チームが参加。初日は書類審査を通過した20チームがファーストラウンドに臨み、2日目の決勝に残った6チームが自社プロダクトの特長をプレゼンでアピールした。
「ホテル番付」は、ホテル・旅館の運営者に向けて、ホテルデータの比較サービスを無料で提供する。
決勝の審査員を務めた投資家の千葉功太郎さんは、「『ホテル番付』を選考した理由として、なかなかデータ化されていないホテル・旅館業界向けに、わかりやすく、簡単に提供しているサービスである点を評価した」と述べた。
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株式会社空CEOの松村大貴さんは、「評価されたのは実績だと思います。期待やプレッシャーをいただきながら、これから会社を大きくしていきます。来年のTC Tokyoでも、成果を報告できるようにします」と、優勝の喜びを語った。