ウェディングプランナーは知っている。離婚しそうなカップル8つの兆候

「◯◯なカップルをみると、心配になってしまいます……」
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結婚を間近に控えたカップルにとって、楽しみでもありストレスにもなる結婚式の準備。

お互いを信頼して協力すれば、さらに二人の絆は強まる。逆に、多忙な準備が原因で二人の関係にひずみが生じる危険も......。

結婚式に備えるカップルを、間近で見守るのがウェディングコーディネーターだ。たくさんのカップルを日々目にしている彼らに、結婚式の準備でわかる、離婚しそうなカップルの兆候を聞いてみた。

1. スピード婚

出会って最初の60日で婚約し、6カ月で結婚するようなスピード婚は悪い兆候です。結婚を急ぐのは「運命の相手に会えた!」と思っているから。でも、本当にわかっているのでしょうか?

相手はお金に責任感を持つ人だと、本当にわかっていますか?信頼できる相手だと、どうやってわかるのでしょう?相手は、ギャンブルの問題を抱えてはいませんか?これからの人生、この人と過ごすことに本当に耐えられるますか?

申し訳ありませんが、少なくとも短期間の交際ではわかりません。だから私は、相手がどんな人物かをよく知るまで結婚しないでデートを楽しんだ方がいいと思います。

短くても1年は婚約期間を置き、大変な結婚式の準備に、お互いにどう対処するか観察しましょう」――エミリー・レノさん(ラスベガスでウェディング・プランニング会社を経営)

2. 嫌がってることをする

あるカップルのウェディングプランニングをした時、花嫁が花婿に「ケーキカットでは、ケーキを顔に投げないで」と何度も真剣な態度で頼みました。でも結婚式の当日、彼はケーキを顔に投げたのです......。式のすぐ後、妻は結婚を破談にしました。――アニータ・ディヴァラさん(ニュージャージー州とニューヨークでウェディング・プランニング会社を設立)

3. 結婚式に興味をもたない

結婚式の計画に全く関心を払わないのは、悪い兆候だと言えるでしょう。花嫁の方が花婿より詳細を気にかけるのは一般的です。でも、ふたりして笑顔もみせずに結婚式を計画しているようなら、結婚はすでに間違った方向に向かっているといえます。

準備中、ほとんどのカップルは、相手が結婚式でやりたがっていることをからかったり、笑ったりします。それが全くないカップルは、部屋に緊張感が漂います。いつまでも愛しあえると思えません。――トレーン・バンブロー(ラスベガスのウェディング・プランニング会社共同経営者)

4. 自分のことばかり考えている

長続きしない兆候? カップルのどちらか一人が、自分のことばかり考えている場合は危険ですね。その人は、周りの注意をものすごく引きたがる性格であることが多いです。

花嫁の中には、普通の会話をしている時にもポーズしているように表情をつくる人がいます。そんな人は大抵、婚約者にイライラしています。

これは、その人が結婚式をショーのように考えていることを示唆しています。長い時間をかけて誠実に結婚式の計画をするカップルのほとんどは、自分だけではなくお互いのことを考えます。―― レイチェル・アボラフィアさん(ラスベガスのウェディング・プランニング会社共同経営者)

5. 結婚式のために借金する

結婚式は、私にとってはお金を稼ぐ手段です。だから結婚式にお金をたくさん使わない方がいいとカップルにアドバイスするのは、私にとってはあまり賢いとはいえない。でも、自分の持っていないお金を使ってまで結婚式しようとするのは、その後の結婚生活にとって大きなリスクだと思います。――エミリー・レノ

6. 業者への態度がひどい

以前に、無料で結婚式のコーディネートを申し出ました。

結婚式は手作りスタイル。花嫁はシンプルな飾りをテーブルの上に置きたがってました。そして打合せの時に、私にやって欲しいのは、すでに作られたブーケを花瓶に入れることだけと言いました。

ところが結婚式当日、会場に彼女の言っていたブーケはなく、あったのはパンパンに詰められた荷物だけ。その中に、トゲも葉もついたままでカットされていないバラが詰められていました。私は、わずか1時間で15個のブーケをつくらなければいけませんでした。できなければ、自分の評判が傷ついてしまうのでやり遂げました。でも、花嫁は「ありがとう」も言いませんでした。

この出来事はトラウマになりました。他の人にひどい扱いをする人は、お互いにも同じような扱いをするのではないでしょうか。彼らが強い絆で結ばれているとは思えません。――アニータ・ディヴァラさん

7. 相手に相談せずに、勝手に決める

ささいなことにも妥協しない人がいますが、危険信号だと思います。それが原因で、喧嘩になったカップルを、何度も見てきました。

ある結婚式で、花婿が花嫁に相談して作った音楽リストの半分を、花嫁が勝手に変えてしまいました。ファーストダンスでバンドが曲を間違ったと思った花婿は、腹を立ててダンスを止め業者を怒鳴りました。そこで妻が自分に隠れてこっそり曲を変えていたと知ったのです。ファーストダンスと写真が台無しになってしまいました。

この出来事は、相手の話に耳を傾け、柔軟に物事を決めることの大切さを教えてくれます。結婚したら、妥協しなければいけないことはたくさんありますから。――レジーナ・ヤングさん(アリゾナ州でウェディング・プランニング会社を経営)

8. 譲らない

物事を決めるとき、互いに譲らないカップルは危険です。私の仕事は、意志決定を円滑にすること。ケーキの味や流す曲など全ての点で譲らないカップルをみると、結婚した後、うまく物事を決められるんだろうかと本気で心配になってしまいます。――エミリー・レノさん

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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