平昌オリンピック・フィギュアスケート女子で4位入賞した宮原知子が、イタリア・ミラノで開催中の世界選手権でも大活躍している。3月21日のショートプログラムで(SP)74・36点をマークし、メダル圏の3位につけた。
世界選手権の公式サイトが発表した。
24日(日本時間)のフリーの滑走順が決まり、宮原は22番目となった。午前2時半ごろからフジテレビ系が中継する。
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注目選手の滑走順と開始時間(日本時間)は、次の通り。
樋口新葉(ひぐち・わかば) 18番(SP8位)午前5時20分ごろ
宮原知子 22番(同3位) 午前6時ごろ
アリーナ・ザギトワ 23番(同2位) 午前6時08分ごろ
カロリーナ・コストナー 24番(同1位)午前6時16分ごろ
地元イタリアのコストナーは、ミスのない完成度の高い演技で80.27点をマークした。SPでの80点越えは史上3人目。堂々の首位に躍り出た。
平昌オリンピック王者のザギトワは、ルッツ〜ループの連続3回転ジャンプで、2回目の着氷時にバランスを崩したが、79・51点の高得点で2位につけた。
宮原は、ルッツ-ト〜ループの連続3回転ジャンプは回転不足で奮わなかったが、ステップとスピンを完璧にこなした。
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一方、オリンピック出場を逃して世界選手権に再起をかけた樋口だったが、トーループの着氷で転倒して流れに乗れず、65.89点にとどまった。