「めちゃイケ」最終回に新聞広告 テレビ欄には回文も 「みなさんの爆笑と応援があったからこそ」

「ある時代のバラエティの形がこれで終わる」
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22年の歴史に幕を下ろすフジテレビ系バラエティー『めちゃ×2イケてるッ!』。午後6時半から5時間にわたる最終回が放送される3月31日、主要各紙やスポーツ紙の朝刊に番組の広告が複数掲載され、話題となっている。

各紙の朝刊では、学生服を着たメンバー全員が卒業式に参加し、卒業生代表の岡村隆史がこれまでの感謝を述べるカラーの全面広告が掲載された。

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「えー、卒業生代表 岡村隆史です。満開の桜と共に、

晴れてこの日を迎えることができました。

多い起こせば22年前、不安と期待に胸をふくらませ、

始まったこの番組。あれから、いろんなことがありました」

こんな言葉で始まるあいさつでは、日本一周やプロレスといった企画をふり返り、増えたり減ったり、結婚や離婚、出産したりした仲間たちに触れた。そして最後には、日本のみなさんへの感謝がつづられた。

「みなさんの爆笑と応援があったからこそ、

今日までやってくることができました。

長い間、本当にありがとうございました」

ラストですら脱線でいいのだ

また朝日新聞のテレビ欄には、縦長メッセージ広告が掲載された。

「ナイナイは 濃い涙の、いい伝説だ。」から始まる文章は、逆から読んでも同じ"回文"となっている。

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ORICON NEWSによれば、毎日新聞のテレビ欄の小枠広告では、番組紹介の5行が、頭文字を並べると「ありがとう」となる工夫がされているという。

「ある時代のバラエティの形がこれで終わる」

最終回に向けて、放送作家の高須光聖さんが「演出陣が必死で編集しています」と報告。「ある時代のバラエティの形がこれで終わるような気がしています。しっかり見納めて下さい。感謝!」とツイートした。

Twitter上では、ファンたちが「最終回は噛みしめるように見よう」「テレビの前で待機」「間違いなく私の青春だった」などの声が上がっている。

伝説のバラエティ番組

「めちゃ×2イケてるッ!」は1996年10月にスタート。土曜午後8時の定番となった。ナインティナイン、極楽とんぼ、よゐこなどを中心に、視聴率は20%を超え、2004年の特番では33.2%の最高視聴率をマークした

番組からは名物企画も誕生。ナイナイの岡村隆史がSMAPやEXILEのライブに参加するなどした「岡村オファーがきましたシリーズ」、極楽とんぼの加藤浩次の「爆裂お父さん」などが人気を集めたが、ここ数年は1桁台に低迷することが多かった

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