多くの企業ではきょう4月2日から、新年度の仕事始め。ツイッターのトレンドは朝から「新社会人」が1位。彼らに向けたメッセージが数多く広がっている。
ビジネスマナーや新人時代の思い出を語るツイートに混じって、目立っていたのが「会社を辞めてもいい」「死ぬのはいけない」という言葉だ。
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「死ぬのだけは絶対無しです」「死ぬ前に会社辞めましょう」
こうしたツイートが共感を呼んでいる背景には、大企業で若者が過労死し、「働き方改革」に大きな注目が集まったことがあるとみられる。
働きすぎは人の命に関わる問題だ。電通の高橋まつりさんの過労自殺、NHK記者・佐戸未和さんの過労死は、ネット上でも大きな話題になった。
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「本当に辛いと思ったら辞める勇気も必要」と呼びかけるツイートも共感を呼んでいる。
もし、入社した企業で、契約条件と違う働き方を強制されたら、どうしたらいいのか。厚労省が相談窓口を開設している。また、過労死問題に関わってきた弁護士グループによる「過労死110番」もある。