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BMW×ハフポスト調査で判明、ドライバーの心配事とは? テクノロジーは、本当に私たちをサポートしてくれるのか。

ドライバーに寄り添っているうちに、すでに未来を実現してきた。

モビリティの未来が、いま熱いイシューになっている。

都市部では若者を中心に車離れが進んでいると言われ、高齢者の操作ミスによる事故のニュースも目立つ。

運転支援テクノロジー、電気自動車、インターネットに繋げて車の機能を拡張する「コネクテッドカー」......。各メーカーがテクノロジーの追求にしのぎを削る一方、新たなプレーヤーによる実験中の事故が相次ぎ、波紋を呼んでいる。

テクノロジーは、本当にドライバーの心配を解消してくれるのだろうか。ハフポストではツイッターでこんなアンケートを実施した。

ドライバーにとっての心配事とは?

やはり、というべきか、ドライバーの心配事として「事故」を選んだ人がおよそ8割と圧倒的だった。

ツイッターの生々しい声に耳を傾けると、ドライバーの不安が見えてくる。アンケートへの返信で寄せられた個別意見の一部を引用したい。

加害者にも、被害者にもなりたくない

「全部が心配。だけど一つ選べって言ったらやっぱり事故なんだよなぁ」

「車に乗る理由は簡潔に言えば楽をする為 せっかく楽をしたのに命を落としたり、奪ったりしたら本末転倒だと思う 楽をした以上の苦労を背負ったら意味がない」

「こちらが事故の加害者にならないよう、だけでなく、被害者にもならないよう、心配なこと、気をつけることはやっぱり『事故』」

「自分の視力の衰え若しくは判断力(50代)。実は視力そのものは良いんです。でも脳で見ているのかと言えばそうで無いような気がして毎日緊張して運転しています」

「運転技術を選びました。でも、それ以上に自分が歩行者などの視認・確認をしっかりできているか不安です」

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自分が気をつけていても......

「自分が気をつけていても、防げないこともあると思う」

「自転車や歩行者が予測不能な動きをするので一番神経使います!※走ってる車の前を横切る ※信号無視 ※歩道から車道に飛び出る 等々...

「先日もありました。時速30キロくらいだったので良かったですが、急に小学生の男の子が横断しようと前に出てきたのです。急ブレーキをかけ、大丈夫でしたが、後ろに車がいなかったことも幸いでした。自分は気をつけていても、周りからのもらい事故を心配します」

心配は尽きないが、テクノロジーに期待

事故の被害者や加害者になるかもしれないと思うと不安だ。自身や同乗者の命を危険にさらすことがあってはいけない。加齢や身体能力の衰えは、運転にどう影響するのだろうか。いくら気をつけて運転をしていても、どうしても防げない事故もある――。

一方で、車の進化がこれからの私たちの運転を変えていくことは間違いない。ハンドルを握る際の不安や、道路上の危険を減らしてくれるならば、やはりテクノロジーに期待していきたい。

2006年にはすでに自動運転車が周回

こんなデータがある。コンサルティング会社KPMGインターナショナルが毎年行っている「KPMGグローバル自動車業界調査」(2017年、https://assets.kpmg.com/content/dam/kpmg/jp/pdf/jp-automotive-survey-2017.pdf)によると、世界42カ国の主要自動車関連企業の幹部ら約1000人が、「自動運転」および「電気自動車」の両分野で2025年にリーダーになると予測したメーカーは、BMWだった。

BMWは1990年代から自律的な運転の実現に向けて取り組み、10年以上前に自動運転技術を確立させつつあった。2006年にはすでにドイツ・ホッケンハイムのサーキットを、BMW 3シリーズの自動運転車で周回していたという。

BMW

2011年には高度自動運転の技術を確立、蓄積研究としては終了し、ドリフト走行や自動駐車、360度ぶつからない車など、技術をどんどん実現させてきた。

テクノロジーは、どこまでドライバーに寄り添い、私たちの安全をサポートしてくれるのだろうか。BMW研究員で日本国内の技術のスカウトから共同開発、スタートアップ投資案件を担当している山下祐作氏に話を聞いた。

山下祐作氏 ビー・エム・ダブリュー株式会社 デベロップメント・ジャパン テクノロジー・オフィス 研究員・テクノロジースカウト
山下祐作氏 ビー・エム・ダブリュー株式会社 デベロップメント・ジャパン テクノロジー・オフィス 研究員・テクノロジースカウト
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事故を「心配」として取り上げられる方が多いという結果については、同感です。ただ実際に乗って走ってみて、快適性や運転する楽しさ、安全を体感できる。それがBMWの車です。

2015年に登場したBMW 7シリーズをはじめ、BMW5シリーズ、BMW X3という車種に世界最高レベルの運転支援テクノロジーをどこよりも早く搭載しています。

最新の運転支援テクノロジーを装備したBMW X3
最新の運転支援テクノロジーを装備したBMW X3
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安全だから、「安全」は強調しない

我々の車は「安全です」ということはあえて強調しておりません。なぜならば、BMWの車は安全だからです。それ以上の言葉はつけ加えないのがBMWの哲学です。

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私たちは「駆けぬける歓び」を掲げています。歓びを感じられるドライビング体験を実現できるところに、BMWでないといけない理由があります。

ですから、運転支援テクノロジーを使った最新の車種でも、我々の世界最高レベルのコンフォートを実感していただくと、やはり運転支援テクノロジーに頼らず、自分で運転する方が楽しいという方も多いです。

その上で、ふとした時に技術に助けられる。こういうところに運転支援テクノロジーを装備する意味があるのだと思います。

指を回すジェスチャーをすると、天井からセンサーが動きを感知し、自動で音量を上げ下げしてくれる「BMWジェスチャー・コントロール」。運転に集中するため、画面を見ずに運転に集中するための便利な機能だ。
指を回すジェスチャーをすると、天井からセンサーが動きを感知し、自動で音量を上げ下げしてくれる「BMWジェスチャー・コントロール」。運転に集中するため、画面を見ずに運転に集中するための便利な機能だ。
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危険を察知!自動ブレーキでホッ

例えば高速道路での低速走行、渋滞のような状況は気が散ることが多いです。頻繁にアクセルとブレーキを踏んで、ドライバーの疲れも溜まります。そういう時に自動的に前の車を追従してくれる機能があります。「アクティブ・クルーズ・コントロール」といいます。

アクティブ・クルーズ・コントロール中は、レーダーやカメラが前の車や車線を検知し、車間距離を維持しながら自動で加減速をしてくれる。さらにステアリング&レーン・コントロール・アシストを併用することで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動的に操作し、車両が常に車線の中央を走行するようにサポートします。ドライバーはハンドルに手を添えているだけで、負荷は少ない。
アクティブ・クルーズ・コントロール中は、レーダーやカメラが前の車や車線を検知し、車間距離を維持しながら自動で加減速をしてくれる。さらにステアリング&レーン・コントロール・アシストを併用することで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動的に操作し、車両が常に車線の中央を走行するようにサポートします。ドライバーはハンドルに手を添えているだけで、負荷は少ない。
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たまたま運転手がブレーキを踏まずに前に進んでいたら、突然前の車が急ブレーキ! ありますよね。そんな時、車が危険を検知して自動的にブレーキをかけてくれるんです。

「何度かヒヤッとしたことがあったけど、助けられたよ」。「車の修理代を払わなくて済んだ」といったお客様の声をたくさんいただいています。

ドライバー歴25年、スタッフも体感

スタッフもBMW X3に試乗。ハフポスト顧問の平井敬(45)が最新技術を体感した。

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ドライバー歴25年。週末は家族と車で出かけるのが楽しみだが、年齢を重ねるにつれ、遠出や長時間の運転で疲れが出るようになってきた。

レインボーブリッジでお台場へ。

「疲れると、無意識のうちに車線を超えてしまうこともあるかもしれない。車線をまたぐ時に、ハンドルがブルッと振動して教えてくれるのがいいですね」

「後ろから隣車線の車が近づいてくるとドアミラーに▲のしるしが出て、死角もサポートしてくれるのがありがたい」

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わずか10秒、衝撃の縦列駐車

「パーキング・アシスト・プラスには驚きました。運転初心者の頃、縦列駐車が難しかったですが、これはすごい」

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「縦列駐車もボタンを押すだけで、10秒程度で、ピタッと停めてくれる。」

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「ジェスチャーでカメラの位置を自在に変更できる。これは便利。ディスプレイも鮮やかですね」

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「しんどい時に限って、渋滞にはまってしまう。前の車を追いながら、レーンを逸脱しないで走ってくれる『アクティブ・クルーズ・コントロール』と『ステアリング&レーン・コントロール・アシスト』は、疲れを減らしてくれますね」

しんどい時だけ助けてくれるから、走りを楽しめる

渋滞から抜け、「アクティブ・クルーズ・コントロール」を解除。スポーツ・モードにして、BMW本来の走りを楽しんだ。

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「渋滞や、疲れた時など、しんどい時にはサポートしてくれて、渋滞を抜けて、走りを楽しむ場面では思いきり楽しめる。これが『駆けぬける歓び』なんですね」

「高齢化社会になり、社会全体が変化を余儀なくされていると思います。車も、いくら自動化したとしても、結局は人を運ぶものだから、人を中心に考えられているかどうかが重要だと感じました。そのうえで、移動する楽しさ、走る楽しさを感じられる車を、これからも選んでいきたい」。平井は試乗を終え、こう語った。

BMW山下氏はこうも話す。

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BMWは常に世の中の最先端の技術をどこよりも早く採用しお客様に提供する、というのが会社の戦略として明確に存在しています。常により良いものを採り入れ、BMWがイノベーションを起こしてきた歴史が、今の世界の自動車および自動運転の歴史につながっていると思います。

最新のキー。鮮やかなディスプレイが魅力だ
最新のキー。鮮やかなディスプレイが魅力だ
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歴史を紐解いていくと、そもそも馬車を自動化したことで自動車ができました。マニュアル車のシフト操作をしなくても、アクセルを踏むだけで勝手に進んでくれる車をつくったらオートマチック車ができた。これも、言ってしまえば自動化の一つなんですよね。いま言われている「自動運転」も、自動車をさらに自動化するプロセスの一つなんです。「自動運転」は長い歴史の一部でしかなく、我々は更に先を見据えています。

テクノロジーで、次の社会をデザインする

私たちは更なる100年後を目指して、常に20~30年の長いスパンで車づくりを考えています。7年ごとにフラッグシップモデルを出しますが、次の次のフラッグシップモデルにどんな技術を入れるかを考えると、少なくとも14年後の技術が必要になります。それらがまさにいま私たちが取り組んでいることです。

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ドイツ・ミュンヘンの開発・研究現場では、「イノベーションは待つのではなく自らが起こすもの」という雰囲気です。この先、人々にどのようなモビリティが求められていくか。そんな予測を立てながら車をデザインしていくことは、社会をデザインしていくことでもあると思っています。

我々にとって自動運転を実現させることが目的ではなく「ドライバーがいかに運転を楽しめるか」というアプローチで到達したのが今の技術なのです。街中でふと見かけると、好きになってしまう。これからも人と社会の未来を見据えた、妥協のない車づくりをしていきます。

運転免許を取り、初めてハンドルを握っておそるおそる車を動かしてみた時の、あの湧き立つような喜び。車に乗る「楽しさ」や「便利さ」は何者にも代えがたい。

だからこそ、ドライバーとしての心配事は極力減らしてから、車に乗り込みたい。あなたが選んだ車があなたの目や耳になり、感覚を補ってくれる。あなたの運転技術をサポートし、リスクを減らしてくれる。とうとう、そんな時代に突入した。

BMWグループは2018年4月、ドイツ・ミュンヘン近郊のウンターシュライスハイムに「自動運転キャンパス」を開設したと発表した。

ドライバーの支援システムと、自動運転に関する開発能力をこの拠点に集約。安全でインテリジェント、かつ環境に配慮したモビリティの未来を形づくるため、1800人もの従業員がイノベーティブな環境で研究開発にあたる。

「自動運転」はトレンドではない。より人にやさしい車づくりの、一つの通過点に過ぎないのだ。テクノロジーは万能ではないが、思わぬ時にあなたを助けてくれるかもしれない。メーカーの闘いを、これからも注視していきたい。

BMW VISIONARY MOBILITY(公式サイト)

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