ダンス&ボーカルグループAAAの末吉秀太さんが、ソロ名義で歌った新曲「M.A.K.E.」について、作曲家が「不正行為」をしていたと所属事務所が4月17日に発表した。末吉さんはTwitterで「俺自身も驚いたし、正直とても残念な気持ちです」と心境を明かした。
作曲家の所属事務所「Love Smile Music JAPAN」が、公式サイトで発表したコメントによると、不正行為が判明したのは次のような経緯だった。
問題の曲「M.A.K.E.」は4月11日、末吉さんがソロ活動名義の「Shuta Sueyoshi」として、武道館公演で初披露した。
すると、この曲が、はるまきごはん氏の曲「八月のレイニー」に酷似しているという指摘があった。
事務所側で調査したところ、作曲家・森大和氏が「八月のレイニー」をコピーした音源を、自分の作品だと偽って提出、その後も自作品だと主張し続けていたことがわかった。
事務所は「制作から公開に到るまでの間にも、コピーであることの申し出はなく、様々な虚偽の証言を並べ関係者を欺き続け、今回の事態が生じた」としている。
事務所は森氏との契約を解除し、「今回の事態を非常に重く受け止め、さらなる指導教育の徹底、管理体制の一層の強化に尽力し、再発防止に全力で努める」とした。
この件について、末吉さんは次のようにツイートしている。
「いつも応援してくださっている皆さん、関係者の皆さん、この度は心配をかけて本当に申し訳ありません。今回、実際にこのような事態が起こってしまって俺自身も驚いたし、正直とても残念な気持ちです」
「作品ひとつひとつに対する思い、姿勢はこれからも変わらないので、引き続き応援していただけたら嬉しいです。今後も納得のいく作品づくり、そしてパフォーマンスができるよう、前を向いて頑張ります!」