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2018年04月25日 12時15分 JST | 更新 2018年04月25日 12時15分 JST

「もののけ姫」「魔女の宅急便」の舞台を再現。ジブリパークのイメージが明らかに

愛知県が2022年度中の開業目指す。「ハウルの動く城」「耳をすませば」にちなんだ施設も

「となりのトトロ」などのアニメ作品で知られるスタジオジブリ(東京)のテーマパークが愛知県長久手市に建設される計画で、県は4月25日、2022年度中の開業を目指すと発表した。

「ジブリパーク」は県営「愛・地球博記念公園」の跡地に整備される。この公園は約200ヘクタールの敷地内に、スポーツ施設や観覧車、庭園などがあり、元々は愛知万博(2005年)が開かれた場所だ。

県は併せて、公式サイトでパークの基本デザインも発表した。それによるとパークの主なエリアは、(1)青春の丘エリア(2)ジブリの大倉庫エリア(3)もののけの里エリア(4)魔女の谷エリア(5)どんどこ森エリア――の5つ。

(c)Studio Ghibli
ジブリパークの基本デザイン

青春の丘エリアはメインゲートにあたり、若者たちの恋愛青春模様を描いた映画「耳をすませば」にちなんで名付けられた。

(c)Studio Ghibli
青春の丘エリアのイメージ図

作品に出てきたアンティークショップ「地球屋」を再現した建物を設けるほか、近くには、映画「ハウルの動く城」の空想科学的な作風に合ったエレベーター棟を設置する。

ジブリの大倉庫エリアは、2018年9月末に営業を終える温水プール跡地に造る室内型施設。ジブリ作品にゆかりのある品々を展示するほか、映像展示室や子どもの遊び場などが整備される。

(c)Studio Ghibli
ジブリの大倉庫エリアのイメージ図

(c)Studio Ghibli
ジブリの大倉庫エリア全体のスケッチ画

もののけの里エリアは、映画「もののけ姫」の「タタラ場」をイメージした施設を配置する。広場には、作品に登場した「タタリ神」や、「乙事主(おっことぬし)」をモチーフとしたオブジェを置く。

(c)Studio Ghibli
もののけの里エリアのイメージ図

魔女の谷エリアは、映画「魔女の宅急便」の主人公キキの実家「オキノ邸」や、「ハウルの動く城」の「ハウルの城」などを再現した施設が予定されている。

(c)Studio Ghibli
魔女の谷エリアのイメージ図

どんどこ森エリアは、映画「となりのトトロ」で主人公のサツキとメイがトトロと一緒に披露した「どんどこ踊り」にちなんで名付けられた。

予定地には、愛知万博時にパビリオンの1つとして建てられたトトロの「サツキとメイの家」が残されており、これを活かしながら、作品で描かれた「裏山の森」をイメージした散策路などが整備される予定。

時事通信社
すでに存在する施設「サツキとメイの家」=2005年3月、長久手市

ジブリパークをめぐっては、大村秀章知事がジブリ側に構想を打診して事業が始まった。県とジブリは、サツキとメイの家の設置や、「全国都市緑化あいちフェア」(2015年)で開かれたジブリ大博覧会などを通じて関係を築いてきた。