手塚治虫文化賞に現れた巨大なニワトリの正体は?

「くちばしがマイクにガツン当たって…」

6月7日に開かれた手塚治虫文化賞の贈呈式に、巨大なニワトリが現れた。

朝日新聞社CSR推進部

いや、違う。週刊少年チャンピオンで連載中の漫画『BEASTARS(ビースターズ)』の作者、板垣巴留(ぱる)さんだ。

『BEASTARS』は肉食動物と草食動物が共存して、人間のように生活する世界を描いた作品。2016年の連載開始、単行本が8巻まで出ている。第11回マンガ大賞を皮切りに賞を総ナメしており、手塚治虫文化賞では新生賞を受賞した。

板垣さんは顔出しNGということで、『BEASTARS』に登場するニワトリ「レゴム」のマスクをかぶって贈呈式に出席した。担当編集者によると、板垣さんが登壇した瞬間、会場には爆笑が起こったという。

朝日新聞社CSR推進部

板垣さんはスピーチで「漫画関係者のそうそうたる人たちが集まっていて、改めてすごく大きな賞なんだなあと痛感しております。まだ若いので、これからも全力で漫画を描き続けていけたらなと思います」と決意を新たにした。

朝日新聞社CSR推進部

なお本人のTwitterで「出来るだけマイクに近づくように言われてたので努力したんだけど、その度にくちばしがマイクにガツン当たって『ふふふ...』って笑っちゃった」と振り返っている

注目記事