アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が6月12日午後2時40分(日本時間)過ぎ、米朝首脳会談の合意文書に署名した。
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現時点で合意文書の内容については明らかになっていない。署名の際、トランプ大統領は「偉大な関係だ。署名ができて光栄だ」と、史上初の会談の成果を強調した。
一方で、文書内容については「重要で包括的な文書」「とても印象的なもの」と述べるにとどめた。北朝鮮が非核化に応じるかは「この後の記者会見で説明する」とした。
また、記者団から「ホワイトハウスに金正恩氏を招くのか」と質問が出ると、トランプ大統領は「当然だ」と答えた。時期は明示しなかったが、今後も金正恩氏と首脳会談を続ける意向を示した。
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金正恩氏は「歴史的なこの出会いで、過ぎ去った過去を払拭し、新たな出発を知らせる歴史的な文書に署名する。世の中は重大な変化を見ることになる。今日のために努力してくれたトランプ大統領に感謝する」と述べた。
トランプ大統領の記者会見は、日本時間の午後5時に予定されている。
この日、米朝首脳会談は午前10時からスタート。両首脳は冒頭の握手と記念撮影の後、通訳を交えた一対一の会談、側近を交えた拡大会談、ワーキングランチに臨んだ。
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ワーキングランチを終えた後、トランプ大統領と金正恩委員長は会場となったホテルの敷地内をゆっくりと歩いた。トランプ氏は報道陣に対して、「誰が想像したよりも素晴らしい会談だった」と述べた。