WORLD
2018年07月12日 19時16分 JST | 更新 2018年07月12日 19時26分 JST

日本のビール、韓国でめちゃ飲まれています。輸入ビール1位はあの銘柄

SNSで季節限定ビールが紹介されるほどの人気ぶり。

日本のビールが最も輸出されているのは、お隣・韓国だ。韓国のコンビニでの輸入ビールの売上ランキングでは、日本のビールがトップを飾っている。

Instagramでは、韓国語で「日本のビール」というハッシュタグがついた投稿が2万件を超える。各種SNSでは季節限定品まで取り上げられるほどの人気ぶりだ。

「うちの近所でもキリン一番搾りの春限定バージョンが売っていた笑」

「今日本なら『キリン一番搾り超芳醇』を召し上がってください...限定だそうで韓国で売ってるかわからないけれど、これ本当に日本のビールのなかで1番美味しい」


●韓国に最も多く輸出


国税庁によると、2017年のビール輸出額は128億円で、前年比で35.7%成長した。国別では韓国が最も多く、80億円(全体の63%)程度のビールが輸出されている。

一方、中央日報は韓国のコンビニエンスストア(CU、GS25、セブンイレブン)での輸入ビールの販売量を調べた。最も売れているのが「アサヒ スーパードライ」(500ml缶)。他に「キリン」「サッポロ」が10位以内に入っている。「アサヒ スーパードライ」は、中国の青島ビール、オランダのハイネケンと並び、韓国での輸入ビール3強と呼ばれている。

●なぜ?


なぜこんなに日本のビールが人気なのか。

業界では日本のビールが韓国で好まれるようになったのは、日本への旅行客が増え、日本の外食文化が定着してきたからだと見ている。2017年、日本を訪問した韓国人旅行客は714万人となり、2016年より40.3%増えた

韓国小売大手の「GSリテイル」ビール部門マーチャンダイザーのイム・ヒョンチャン氏は、6月の売上について「ビールが飲まれる季節となり、そこにロシアW杯が重なって、今月の輸入ビールの売り上げが前年比で4.5%増えた」「輸入ビールと国産ビールの売上増加率の格差がますます広がっている」と語った

●さらに安くなる見込み


韓国のスーパーやコンビニでは、ビール4缶で1万ウォン(約1000円)の割引イベントがよく行われている。最近では4缶5千ウォン(約500円)、1缶990ウォン(約99円)まで登場し、値引き競争が熾烈になっている。

だが、ここに来てさらに値引きされる動きが出てきた。

韓国政府は現在、ビール酒税改正法案を検討している。従来は出荷価格を基準に算定する従価税方式をとってきたが、改正案ではアルコール度数や全体量で決める従量制に転換する方針だ。

従量制に転換されると、輸入ビールに課せられる税金が最大90%ほど下がる見込みだ。