2018年07月13日 11時10分 JST | 更新 2018年07月17日 17時59分 JST

健康にも、ビジネスにも。最大の効果をもたらすのは“美しい歯”だった

笑顔の黄金比率は“歯”で決まる

"審美歯科"は、ただ歯の見た目を綺麗にするだけではない。噛み合わせや話し方など、口腔の機能面を支える意味でも重要な役割を持つ。

東京・八重洲で審美歯科を専門とする『ノブ レストラティブ デンタルオフィス』の北原信也院長は、極力いまある歯を抜かず、美しい口内環境を整える治療に専念している。

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『ノブ レストラティブ デンタルオフィス』北原信也(きたはら・のぶや)院長

"歯並び"は、ビジネスにも影響が?

「メイクやファッションできれいに装っている割には歯並びのよくない人々が、諸外国と比べて日本には多いと思います。ともすると日本人は外側を意識してばかりで、歯は最後になりがちですよね」

少年期を英語圏で過ごした北原氏は語る。

「海外でのビジネスシーンにおいて、歯並びの良し悪しでプレゼン結果が左右されたという話を聞いたことがあります。たかが歯並びでと思うかもしれませんが、審美歯科の意識が高い欧米諸国では、仕事への評価に影響しかねない。なので、海外に出向く人も多い現代で"日本人は歯がキレイだ"と言われるよう、ビジネスマンの多い八重洲で審美歯科を展開しています」

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『歯は20本あればいい』は本当?

昨今の日本では予防歯科の概念も徐々に拡がり、意識の高い若者たちの間ではホワイトニングなども一般化しつつある。一方で、虫歯が痛みだしたり、歯周病が進んだりしない限り、歯科を受診したがらない人が多いのも事実だ。歯が1本くらいなくても大丈夫だろうという誤った認識もまだある。

「アメリカ人にとっては、歯が一本ないのと、指が一本ないのは同じくらい大変なことなのだと言われ、愕然としました。

日本人の歯への意識改革を推進するにあたり、まずはこうした文化の違いによる認識の差異から改善しなければいけないなと痛感しました」

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「審美歯科の重要性をもっと知ってほしい」と語る北原先生

日本人の多くは『健康日本21』が掲げる8020運動(80歳になっても自分の歯を20本以上持っていようとする運動)の方針を聞かされていて、それを目標にする人は多い。個人差はあるものの、永久歯は普通32本。しかしそれでは、12本も抜けていいという考えになってしまう。

「この運動は、20本あったらいいという話で終わってしまっており、その先にある人生や生活の質などを鑑みてないように思えます。ただ単に咀嚼できるように20本と規定しているだけであって、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)に対する視線が欠けていますよね」

保険医療だけでは、健康上マイナスの状態をゼロに戻すだけ。より快適に、長い人生を楽しく暮らせるレベルには、あと一歩の努力と自覚が必要だ。

「例えば、『歯を失ったら入れ歯にすればいい』と思っている人も少なくありませんが、実際に入れ歯を使い始めてみると"噛みづらい"とか"口がもごもごしてうまく話せない" など、違和感を持つ患者さんもいらっしゃいます」

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最近はインプラントも注目されているが、北原氏は「高度な治療で、お金や時間がかかること、定期的なケアが必須であることを頭に入れておくべき」と述べる。人工物なので自覚症状に乏しく、インプラント周囲炎という歯周病に陥るケースもある。

「だから、歯を失うというのは、一大事なのです」

人生100年時代。健康的で質の高い生活は、"歯"から始まると言える。

笑顔には、黄金比率がある

審美歯科で歯列矯正を受ければ、当然顔の印象も変わる。骨格にも影響を及ぼし、顔のつくりが変化すれば表情も変わる。

「人間はまず、第一印象では"目"を見る人が多い。その次にどこを見る人が多いかというと、微笑む口元の"歯"。その笑顔のバランスに対して、歯がどれくらい出ていると好印象になるか、黄金比率みたいなものがあり、審美歯科はそのバランスをセオリーにしています」

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肝心なのはホームケア。では、どうやって?

では審美歯科医は、日頃からどのようなオーラルケアを行なっているのだろうか。

「あまり期待せずに使い始めたフィリップスのソニッケアーが使いやすくて気に入っています。出張の際にも必ず持って行きます。色は黒が断然いいですね」

水回りで使うツールであれば普通は皆さん白を選びがちだが、引き締まった黒はクールな印象だ。

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専門医ならば巧みに手磨きを励行していそうなものだが、いま歯科医療の最前線に立つ現役医師たちの間では、電動歯ブラシ派がじわりと広がっている。理由は単純で、電動歯ブラシには、手磨きでは不可能なオーラルケアが実現できるからだ。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマートは、ブラシヘッドを歯に当てるだけ。ブラシヘッドとハンドルが連携しておすすめのモード・強さを自動で設定してくれ、高速振動で磨き上げる。その歯垢除去力は高く、手磨きの最大10倍。

「熱心な手磨き派の人はつい力を入れてしまって、歯ぐきを傷つけることもありますが、これは速度が速くてもブラシ圧は非常に低く、歯ぐきへの刺激は適度なレベルです」

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愛用しているソニッケアーダイヤモンドクリーンスマートのブラック

また、スマートフォンと連動し、画面で正しいブラッシングをサポートしてくれる。Bluetoothと連動して、スマホ画面で磨き方のチェックができたり、強く磨きすぎるとアラートが出たりする。

「歯科医の中には結構コンサバティブな考え方をする人が多くて、歯ブラシぐらい自分の手で持って磨きなさいと言う人もいます。実は自分もそうでしたが、ソニッケアーを使うと、磨き上がりがツルツルに。これは手磨きではあまり体験したことのないことで驚きました。食後、お皿などをきれいに洗い上げる感覚に近いものがありますね。プラークもよく取れているのではないでしょうか」

北原先生はソニッケアーでの歯磨き指導も行なっており、ドライマウスの患者さんにソニッケアーを薦めたところ、音波の刺激につられて口の中が潤ったという。

「唾液がちゃんと出るというのは、どの世代にも重要で、口が乾いてしまうと免疫力が低下して、虫歯を罹患する確率も高くなります。また、ラクなオーラルケアは習慣化しやすいので、社会全体の高齢化が進む中ではこうした製品の活躍する場面はどんどん広がっていくでしょう」

ホームケアとして進化を続ける電動歯ブラシを使い、どこにも異常がなくても年に3~4回は専門医のチェックを受ける。よく手入れされた口腔の美しさは必ず健康につながり、ゆくゆくは長く高いクオリティ・オブ・ライフを保てるだろう。美と健康は一致する。

【プロフィール】

北原信也 (きたはら・のぶや)

平成元年日本大学松戸歯学部卒業。平成4年東京都港区にて北原歯科医院開業。平成19年TP DENTAL SURGION非常勤(同年シンガポール歯科医師ライセンス取得)。平成24年中央区八重洲にTEAM東京ノブ レストラティブ デンタルオフィス開設。平成26年Asia Healthcare Dental Center非常勤(シンガポール)

日本歯科保存学会(歯科保存治療専門医)、日本審美歯科学会認定医

昭和大学歯学部客員教授

日本大学客員教授(松戸歯学部)

日本大学歯学部兼任講師 

東京SJCDコースインストラクター

AAED(アメリカ審美歯科学会)会員