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2018年07月12日 19時34分 JST | 更新 2018年07月12日 20時15分 JST

ジョコビッチ、審判の警告に不満爆発「ケイだってラケットを投げていた」

錦織圭を下して4強に駒を進めました。

「ケイだってラケットを投げていた」ー。冷静沈着なプレーで知られるジョコビッチが、審判のジャッジに不満をぶちまけた。

ジョコビッチは7月11日、ベスト4をかけて錦織圭と対戦。試合中にラケットを投げ、主審から警告を受けるなど、冷静さを欠く場面もあった。セット数、3-1で錦織を破ったが、納得できない様子だった。同じようにラケットを投げた錦織には、警告はなかったからだ。

ジョコビッチは試合後、怒りを露わにした

「あの警告は、いらなかったんじゃないかと思う。僕は芝を傷つけてはいないと思うし、ケイだって第4セットにラケットを投げていた。それなのに、主審はそれを見ていなかったと言ったんだ。これはフェアではないよ」

Andrew Couldridge / Reuters
ラケットを投げるジョコビッチ

日本勢85年ぶりのベスト4の夢を砕かれた錦織

4回戦でラトビアのエルネスツ・ガルビスに勝利し、1995年の松岡修造さん以来23年ぶりのベスト8進出を決めた錦織。日本勢85年ぶりの4強入りが期待されていた。

ベスト4進出を巡る準々決勝で対戦したのは第12シードで、元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ここまで錦織はジョコビッチに12連敗を喫していたが、「芝での対戦は初めてだから、違った試合になる」と語っていた

第1セットをジョコビッチに先取された後、一度は立て直して第2セットを取り返した錦織。しかし、その後は元世界王者の強烈なサーブと正確なショットに押され、巻き返すことができなかった。ジョコビッチのペースのまま、第3セットと第4セットを落としてしまい、準決勝進出はならなかった。

Andrew Couldridge / Reuters

試合後、錦織は自身のツイッターを更新し、現在の心境を述べた。

"試合には勝てなかったが、今日はすごく楽しかった。練習に励んで、また来年、強くなってロンドンに戻ってくるよ!"

昨年の覇者・フェデラーは逆転負けで姿を消した

前回大会の覇者で、過去にウィンブルドン8回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)。今回大会も優勝候補の一角、ここまでの試合はすべてストレート勝ちで、圧倒的な試合運びだった。

準々決勝の相手は第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)。フェデラーはアンダーソンから第1セット、第2セットを順調に奪い、第3セットのマッチポイントも握った。フェデラー自身も、観客もフェデラーの勝ちを確信していただろう。しかしー。

フェデラーはそのマッチポイントを逃してしまう。そこで試合の流れは一気に逆転。結果、2-6、6-7、7-5、6-4、13-11でアンダーソンが4時間13分に渡る激闘を制した

Icon Sportswire via Getty Images

王者ナダルは死闘を制してベスト4へ

7月2日現在、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)。準々決勝では、第5シードのフアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)と対戦した。

ナダルとデル・ポトロ、お互いが一歩も譲らずにフルセットまで持ち込まれた。最後、第5セットはナダルが王者の粘りで、勝利。7-5、6-7、4-6、6-4、6-4で4時間48分にも及ぶ試合だった。

試合終了直後、ナダルは倒れこむデル・ポトロのもとに駆け寄り、お互いにハグ。2人には観客から、大きな拍手が送られた。

ナダルは13日(現地時間)、準決勝でジョコビッチと対戦する