8月13午後、突然たたきつけるような豪雨が関東地方一帯をおそった。ゲリラ豪雨だ。
Twitterには、駅に水が流れ込む様子や川のようになった道路、雷が落ちる様子などを収めた動画が相次いで投稿された。
ゲリラ豪雨にて 久我山駅水没 pic.twitter.com/Iti1LJMEUd
— 北畠 又一朗 顕親(キタバタケ (@kitabatake46) 2018年8月13日
京王井の頭線久我山駅周辺は、大量の雨水がたまり、構内のエスカレーターの下にも流入し、乗れない状態になってしまった。この動画を撮影した男性は「久我山駅周辺は、度々こうした冠水被害を被っていながらも、いまだにこうした豪雨の対策が不十分だ」とハフポスト日本版に指摘した。
調布 歩道歩くのはムリ pic.twitter.com/MX8GtWkDX3
— わた,ś (@watatonpu) 2018年8月13日
ゲリラ豪雨で荒れ狂う調布市の現在の様子はコチラです。すごいなぁー、雷がバンバン落ちてたぞ。 pic.twitter.com/94f5Ag8IrE
— Masayoshi Nemoto (根本 雅祥) (@jmz1429) 2018年8月13日
各地で発生するゲリラ豪雨。発生のカギは、急激に発達する積乱雲だ。
地表の空気の温度が上がったり、暖かい空気と寒気がぶつかったりすると、上昇気流が起き、10キロもの高さの積乱雲ができる。
この状態で暖かく湿った空気が吹き込むと、雲の中に大量の水が蓄えられ、一気に雨となって降り注ぐ。
ウェザーニュースは、2018年7月〜9月のゲリラ豪雨について、「全国で3,852回発生する」と予想している。発生回数は全国平均で過去4年平均の9割、発生が少なかった2017年とほぼ同程度だという。ただ、発生回数が少ない場合でも、一回一回のゲリラ豪雨が被害をもたらす恐れがあるので、油断は禁物」と呼びかけている。