JR総武線の列車が千駄ケ谷駅(東京都渋谷区)に停車した際に、車両トラブルが発生した。JR東日本東京支社によるとトラブルがあったのは、8月21日午前9時41分ごろ、中野発千葉行きの下り列車だったという。
この列車に乗車していた木村結さんによると「千駄ケ谷駅に着いてから車両点検を行います。のアナウンスがあり、1分ほどしてから、いきなりの爆発音と共に下から突き上げるような振動がありました。直ぐにホームに出ましたら、薄っすらと火薬のような匂いが漂っていました」と話している。
Advertisement
爆発音と共に落下したと思われる車両部品を、作業員が回収していたという。
JR東日本東京支社によると、トラブルがあった列車は、運転士から「車両の不具合がある」との連絡が入り、乗客を降ろして車両点検に回した。15分ほどの遅れが生じたという。爆発音などの情報は同社には入っていないという。同社は車両トラブルの原因や、影響が出た乗客数は確認中としている。