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2018年08月29日 12時51分 JST | 更新 2018年08月29日 13時06分 JST

星野源『アイデア』、10日で550万再生されたMVは「挑戦と情熱」が詰まりすぎている(動画)

朝ドラ「半分、青い。」のテーマ曲とは大きく雰囲気が変わっていく2番以降にも注目。

シンガーソングライターの星野源さんの新曲「アイデア」のミュージックビデオが、8月19日の公開から10日足らずで550万回再生を突破した。

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌として4月からオンエアされていたこの曲。主題歌部分に加えて、2番以降を追加する形で曲全体が出来上がると、8月20日に配信のみのリリースで販売が開始された。

発売初日で10万ダウンロード突破すると、オリコンのデイリーデジタルシングルランキング史上最高記録を打ち立てるなど話題になった。

また、8月20日〜26日を対象とした9月3日付の週間ランキングでは、初週で18.8万ダウンロードを記録。初登場1位を獲得した

注目のミュージックビデオも、異例のスピードで再生回数を伸ばしている。

どんなミュージックビデオ?

3000平米を超す大型セットの中で、70台以上の固定カメラを使って撮影されたというこのビデオ。

歌いながら縦横無尽に動き回る星野さんととともに、彼を中心にセットをどんどん変更していくスタッフの様子も一緒に収まっている。撮影の裏側を、作品の一部として見せる演出だ。

注目すべきは、朝ドラですでに耳慣れていたポップで明るい1番とは大きく異なる2番の展開。

曲調の変化に合わせてビデオもシックな世界観に大きく振れる。

間奏では、紅白のストライプをバックに、歌手でダンサーの三浦大知さんが振り付けを担当したダンスが展開される。

そしてこの後、さらに驚くべき展開が待っている。

星野さんがギターを片手に登場。弾き語りを始めるのだが、それが1番・2番とは「全く違う曲」ともいうべき、別の独立したメロディなのだ。しっとりと歌い上げる星野さんが定点カメラで映し出される。

そして最後は、部屋の隅っこの暗がりから、明るい世界へ飛び出していくような形で、最初のポップなシーンへと戻っていく。

未来に進むパワーを持つ楽曲を作りたい

星野源さんは、この曲の発表に際して、「星野源としてやってきたこと、もっと言えばSAKEROCKの時からやってきたこと。(中略)すべてを含み、すべてを越え、すべてを壊し、未来に進むパワーを持つ楽曲、そんなものを作りたいと思いました」とコメントしている。

自身がDJを務めるラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」では、"音楽を聴くときに解説なんていらない"と前置きをしながらも、「アイデア」の制作過程やその思いを明かした。

朝ドラの主題歌部分に関しては、「(自分の)名刺のような曲にしたかった」と語り、歌詞の中にも「湯気」「生活」「超えていけ」「おはよう」など、これまでの曲をセルフオマージュするような言葉を散りばめたという。

2番以降は、朝ドラ用に書き下ろした1番の完成後、時間を置いて制作したが、改めて聞き直したときに「全然ワクワクしない」と感じてしまったという。

そこで妥協しないのが星野源さん。「アイデア」の中にどうやって表現したいことを詰め込むのかを模索を続けた。その結果、1番を「これまでの星野源」、2番以降を「これからの星野源」として仕上げていくことを思いついたのだという。弾き語りの部分は、ひっそりと暗い部屋で曲作りをしてきた自分の「原点」という位置づけだ。

9月4日25時から放送予定の同番組では、星野さんがミュージックビデオについて語るという

星野源ファンのみならず、多くの人にインスピレーションを与える「アイデア」はフル尺でYouTubeに公開されており、再生回数を伸ばし続けている。