キンコン西野、テレビから“迫害”された過去「宗教と囃す者もいた」

「迫害を受けた歴史はまもなく記憶とともに消えていくが、迫害を受けたことが応援の余白を作ってくれたことは事実だ」
※西野亮廣オフィシャルブログより
※西野亮廣オフィシャルブログより
Amebaニュース

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が26日、自身のアメブロを更新。テレビから"迫害"された過去について言及した。

西野は「こんなツイートが流れてきた」と切り出し「テレビタレントがおかしがちで、テレビに呼ばれる専門家が決しておかさない過ちは、自分のよく知らないことを決めつけること」というツイートを紹介。続けて「グウの音も出ないほどの正論で、しかし専門家ではないテレビタレントにはコメントが求められ、正直に「分かりません」を連発するタレントはコメンテーターから外される。タレントコメンテーターはこの板挟みの中で生きているのだ」と持論を展開した。

さらに5年前のクラウドファンディングを始めた時のことを振り返り、「タレントコメンテーターのコメントは揃いも揃って御粗末なものだった。「炎上商法」という者もいれば、「宗教」と囃す者もいた」とずいぶん批判されたようで、「「よく分からないけど、おそらく悪いことをしているに違いない」で、自分達が理解できないものを叩いた」と当時のバッシングの様子を冷静につづった。

続けて「当時はテレビで「西野=イタイ奴」というレッテルを貼られ、テレビをつければ僕のいない番組で僕のことが議論され、高笑いを繰り返すタレントの姿をよく目撃した」と猛攻撃を受けた過去を明かし、「テレビの影響力は凄まじく、ウラ(真実)がとれていようがいまいが、その中で発したコメントに視聴者は扇動され、見事に日本中から迫害された」と振り返った。

また、西野はバッシングされても「あいかわらず僕は今日もテレビが好きだし、過去のそういった現象に対しての恨みなど一切ないし」とつづり、「迫害を受けた歴史はまもなく記憶とともに消えていくが、迫害を受けたことが応援の余白を作ってくれたことは事実だ」と現在の心境を切々と語った。

ブログの最後には「迫害された先輩から次世代の挑戦者に言葉を贈るとするならば」と前置きし、「迫害にはメリットもあるなら、恐れずに自分の意見を言え。そのうちキミは確実に強くなるから、その日まで粘れ」と熱いエールを送っている。

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